今日は芋煮会♪登山家・田部井淳子さんの学生時代の同級生や友達などが集まって春夏毎年2度、行なっているそうだが、普通ならそんな集まりにとても共に参加できないのだが、しかし、準居候?(高原ロッジ)としてお手伝いしながら、割り込み参加させていただけることになった。でも、そんな朝は寝ぼ助の7時半起床。お手伝いの時間まで、昨日もあまり進まなかった日記更新に奮闘するが、しかし時間は流れるばかりで、とうとうお呼びの時間。しかし、お手伝いといっても、勝手を知らないだけになかなか思い通りに手伝うことも出来ず、荷物を運ぶ程度しか出来ない。逆にお邪魔した芋煮会会場では、突然の参加にも関わらずみんな温かく迎えてくれ、芋煮はもちろん、ビールにサンマに漬物などなど、いろんなものをご馳走になり、またたくさんの方々と楽しい会話を交わし、共に火を起こしたりと楽しい時間を過ごさせてもらった。ありがとうございました。そしてご馳走さまでした。ちなみに田部井さんは夜からの参加ということで、この時には会うことは出来なかったが、しかし、こうしたふれあいが自分の宝の時間であった。
ちなみにこの芋煮会の会場はロッジから少し離れた大倉川の河川敷。そんな行き来の最中、昨日からお世話になっている秀さんに誘われて、秋元湖散策。郵便局車のお下がりだという真っ赤な軽箱にゆられれ、悪路を突き進み、湖畔に着いたその軽箱の姿は、なんだかテレビ番組のラブワゴンを思い出した。何かしに来たわけでもなく、静かに揺らぐ秋元湖の姿をただ呆然と眺める2人、青春?!そんな気分であるが、しかし、女の子が居ないとはとちょっと2人して苦笑いしながら帰路へとついた。
高原ロッジへ戻ってからも出会いは続きに続いた。まずは東北登山ガイドの会長をしている近藤さんとの出会い、世界の山々までもガイドしているだけに、そんな話をいろいろ聞かせてもらい、自分の刺激となり、また自分も行って見たい、そんな気持ちを徐々に強めていった。今までの自分の山とは、始めた頃は憧れであり、また登りはじめた頃は、休暇の楽しみであり、そして今現在では100名山を登らなければならないという自分に課した課題を作ったがために、苦痛を感じ始め、もう辞めたいと思うほどであった。しかし、一度決めたことを途中で妥協したくなく、今もこうして登り続けている。そんなやや100名山の残りの消化の時間となりはじめていただけに、こうした新鮮な山の話は興味深く、またその技術の差に、憧れ、そして悔しさが生まれ、自分ももっと頑張りたい、技術を磨きたいと山に対して向上心を抱くきっかけとなり、また、そう思うことによってさらに山が好きになった時でもあった。また、同じく登山ガイドをされている渡辺さんとも知り合い、未知の山がどんどん身近に感じた今日の新しい出会いであった。
また夕方に登山家・田部井さんも到着。ちなみに田部井さんとは1975年、女性で初めてエベレストを登頂した方であり、また、世界7大陸女性初制覇もしている凄い方、しかし、あまりに別世界の存在にあいさつを交わし、自己紹介などもさせてもらったりするが、なかなかお話しする機会つくれなかった。また、休暇中の田部井さんに対し、こうした場でいつもされているだろう山の話を聞いたり、また、芸能人として「凄いですね~」と持ち上げるようにして話すのも、悪く感じてしまい、結局は軽く世間話を交わす程度で、逆に周りのみんなが気を使ってくれ、一緒に写真を撮ったらどうだと言ってくれ、1枚撮らせてもらうのがやっとであった。しかし、こうした山の頂点に立つ方に触れられたことが、自分にとって物凄い刺激で、また、みんな元は同じ無の人であるとも改めて実感し、自分も世界の山へと闘志を燃やす、この出会い、いや、田部井さんに関わらず、ロッジ全ての方との出会いが、そのきっかけとなった。そのためにももっと技術を磨きたい。まずはそこからだと強く思った。
さて、そんな夜、芋煮会のお客さんも部屋へと場所を移し始めた後、今度はロッジの皆さんと宴会スタート♪何もロッジに対し力になれなかった私にも関わらず、今日もお酒を心苦しい中ではあるがご馳走になる。しかし、みんな山好きなだけに、話は大いに盛り上がり、チーム名”あの3人”?のお姉さん方も交えて楽しく夜は深けていき、またまた今日も気付けば2時過ぎ!最後は河崎さん、渡辺さんとお風呂であたたまり、そしてテントに戻り倒れるように就寝した。今日もありがとうございました。
★今日のお食事♪
・朝食 : ごはん・サラダ・味噌汁など
・昼食 : おにぎり・具沢山芋煮・さんま・つけものなど
・夕食 :
ごはん・さしみ・サラダ・天ぷらなど