車輪人の自転車日本一周・登山の旅 車輪人の自転車日本一周・登山の旅

2002年 4月20日 (土) - 出発前準備

日本一周 出発 : 79 日前

天気 : 曇のち雨

体調 : 良好

発信地 : 鳳凰小屋

本日の自転車移動 : なし

自転車 走行距離 : 0.0km

出発前の累計 : 104.0km

冬季の鳳凰小屋 (鳳凰登山1日目)

 朝6:00に目覚める。寝不足だったせいもありぐっすり寝ることが出来た。 結局朝起きても他の車は来ることはなかったようだ。一瞬登山を辞めようかとも思ったが鳳凰小屋まで行けば登山者は居るだろうと軽い気持ちで出発する。時刻は6:50

 青木鉱泉には来週より営業開始との張り紙がはってあった。準備のためか車が一台止まっていた。来週になればもっと賑わうのだろうなと思いながら先を急いだ。

 荷物が重く足取りも重い・・・ なかなか先に進めず休憩に頻度が高い。パソコン・一眼レフカメラ等の不必要な荷物を持っていることを苦でたまらなくなってしまう。ひとりだけという孤独がまた疲れを生むのかもしれない。しまいにはあたりは霧に包まれ雨も降ってきた。気が重いく、もう帰ろうかなとも思うが、そんな気持ちで帰ったらただの根性なしだ。

 やっとの思いで南精進滝に9:00到着。予想以上の大迫力の滝だ!ここでしばらく休憩し40分に出発。登りは相変わらずきつい。いつもの私の登山なら登山地図のルート時間よりもかなり早く到達できるのだが、荷物が重いせいか同等、もしくはそれ以上の時間がかかる。

 11:10白糸滝到着。霧でほとんど滝は望めなかった。ここまでは雪もなくとりあえず順調にきたが、ここからが急に残雪が残り斜度もさらにきつくなる。アイゼンを装着し慎重に歩を進める。ここまで来ると荷物の重さを忘れただ足下に注意しながら登っていた。登山道も迷うことなく進めていたが、だんだん積雪量がおおくなり体力を消耗する。今回の予定では地蔵岳に登り、そこから観音岳・薬師岳とのぼり中道より青木鉱泉へ下山しようと計画してあったが、予想以上に体力と時間を費やすため地蔵岳の登頂のみで引き返すことに変更しようと考え始めた。

 12:15五色滝へ。滝壺までおりて滝を見物。ここも大迫力の滝でよかったのだが霧と雨でくっきりとは望めなかった。引き返し、鳳凰小屋へと向かうが、ここからが辛かった・・・ 登山道が完全に雪で埋まりまったく分からず、また股まで埋まってしまう積雪量だ。さらにトレースがまったく付いてないときている。最近に登った人が居ないようだ。さらに孤独と不安に襲われながらも、下山も考えたが、ここまで来たのだから鳳凰小屋へはもうすぐであるため、先へ進む。そのうちに斜度は緩くなったのだが積雪がさらに増して、登山道の2m~3m近く上を歩いているようで、上部の木々が生い茂り通行が困難にもなる。なんとか地図とたきたま残る赤テープを頼りに木々をかき分け、腰近くまで埋まる中進む。人の分け入った気配もなにもないため遭難しているような気分であった。ものすごく不安である。生きた心地もしなくなってくる。鳳凰小屋はまだか・・・ ルートは間違えないのか・・・ と不安でたまらない。唯一の期待は鳳凰小屋に誰か居てくれたらと願う。山小屋のオープン時期はガイドブックによってまちまちであった。3月中とか4月中からとか、はっきりしないが、とりあえず4月下旬ではどの本でも営業中となっていた。誰か居るだろうと期待していた。

 14:30やっとの思いで鳳凰小屋へ到着。少し緊張しながら小屋へと踏み入れたのだが人の気配はなかった。小屋はしまっていたのだ。呆然とし、またがっくりする。力を落とし、冬季小屋が空いていたのでそこに踏み入れた。テントは持ってきていたが、無人の冬季小屋を利用することにした。残念ながら携帯も通じなかった。せっかくPCを持ってきたが無駄骨だった。唯一の救いはチョットした晴れ間に、地蔵岳(オベリスク)と観音岳を望むことができた事だ。

  絶望の中、夕食を済まし早く寝ることにした。明日が不安でなかなか寝付けなかった。すでに気持ちは地蔵岳登頂もあきらめ、下山だけを考えていた。とりあえず迷わないように来た道を引き返すつもりだ。不安のなかいつのまにか寝たいた・・・




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