車輪人の自転車日本一周・登山の旅 車輪人の自転車日本一周・登山の旅

2002年 11月19日 (火) - 135日目

天気 :

体調 : 良好

宿泊地 : 高知城公園

本日の移動 : 夜須町~お遍路(28~30番)~高知市内観光(幕末巡り)

走行距離 : 50.8km

累計距離 : 5,098km
本日の出費

食費 : 587円

観光費 : 1302円

宿泊費 : 0円

雑費 : 4740円

費用詳細 : 観光費:お遍路費用・高知城、雑費:温泉(330円)・ガス・タイヤ・電球・ブレーキパット等

現在地 : 高知県高知市  ( 全走行図 )

みどころいっぱい

 出発当初から楽しみにしていたこの高知。ほんと見たいところがありすぎて困ってしまうほどだ。ちなみに、なにを楽しみにしていたかといえば、やっぱり幕末巡り♪司馬遼太郎ファンでありますから(汗)

 6時の起床。今朝はやや冷え込んで寒かった。まだ薄暗い中、テントをたたんで、そして食事をとる。そして7時半に出発!まず向かったのが28番・大日寺。その途中に龍馬歴史館という興味深い展示場があったが、料金が1000円と高く、また、どうやらロウ人形がメインの会場と知って、そのまま後にして大日寺へと入った。まだ静かな境内に入って、参拝。昨日覚えた般若心経の一部だけをあげて、次の29番・国分寺へと向かった。その道中は直線的な道はなく、路地をくねくね通り過ぎていかなければならない。そのため途中、何度も地図で場所を確認したりし、意外に時間がかかってしまった。またその途中、紀貫之邸跡へと立ち寄った。碑が幾つか立つだけの公園であったが、しっかり整備されていて、ちょうど休憩には良いところだった。ただ、案内板や道の悪さには参った。それでも、昔ながらの街並みがそのまま残っている部分が多く、路地を走っていると意外にそれらが面白く楽しめた。

階段を登って
28番・大日寺
紀貫之邸跡
29番・国分寺

 国分寺も大日寺と同様に静かだった。その静けさの中、のんびりここも参拝して、次の30番・善楽寺へと向かった。昨日ガイドブックで調べたその途中にある温泉に入浴しようと、楽しみにしてそこに向かったのだが、なんと定休日という札が・・・ これはショックだった。これから先、入浴できるところがあるだろうか心配だ。

 善楽寺に向かう途中、公衆電話を発見。この高知県でも新聞で自分の旅(HP)を紹介してもらえないかと思い電話をかけた。その対応は今までで一番良く、またとても親切で嬉しかった。そして13時に高知新聞社を尋ねるということで無事、載せてもらえそうだ♪

 もう、それからは気分は最高、善楽寺までに一つ峠があったが、それも苦にならないほどであった。でも、やっぱりきつかったが・・・(汗) 善楽寺に入ると、他と同様に曜日的理由なのか空いていて静まり返っていた。参拝をすませて、いよいよ高知市街へを入っていった。

 その途中で嬉しいことに温泉発見!!これは入らなきゃ!っと思い立ち寄り料金は700円とやや高かったが、それでも奮発して入浴することに、荷物をまとめて温泉場に入ろうとすると・・・ 係員の方が、今日は大掃除で夕方からだよ!と・・・ またまたショック!どうやら温泉にはついていないらしい。

 気を取り直して高知市街へとはいった。ここではじっくり観光したいので、その情報を得るために、駅前にあるだろう、観光案内所へと向かった。そしてその高知駅をみて驚いた。その正面のオフィス街とは対照的に、なんともいえないほど素朴な駅。そして駅前を走る路面電車がさらに素朴さを引き立てていた。

30番・善楽寺
素朴な高知駅に ビックリ!!
市内を走る路面電車

 案の定、観光案内所発見。さっそく観光案内地図を手に入れ、さらに温泉情報、買い物情報を入手した。ありがとうございました。そして最初に向かったのが、はりやま橋。最近復元されたところだそうだ。そして次に自由民権の発祥地でもある、立志社跡(中央公園)へ。恒例の記念撮影をしていると、ある車が目に入った。それは献血車であった。これは協力しなければと思い、迷わず献血。だが、そろそろ待ち合わせ時刻の13時・・・ すぐに終わるよっと言うことだっが果たして無事に間に合うだろうか。献血中は献血のおねいさんに写真を撮ってもらった。なぜか笑み・・・ 献血は楽しいのだ(笑)みなさんもぜひ!最後にジュースなどの粗品をたくさん頂いて、そして急ぎ高知新聞社へと向かった。

まりまや橋
立志社跡(板垣退助)
中央公園にて
献血車と出会い献血中

 ちょっと遅れてしまい、5分の遅刻。すいません・・・ 今回も緊張の取材がはじまるが、とてもその記者が話しやすい方だったので、今回は自分でも驚くほどスラスラ言葉が出てきた。それとも自分が成長してきたたけだろうか・・・ そして取材後、カメラマンと共に写真を撮るため高知城へとでた。このときが一番緊張する。自分の写真をとられるなんて・・・ また、周りの視線も気になってしまう。ただ、今日は平日のために人が少なくて助かったが・・・ こうして無事に取材をしていただいて、厚くお礼をいい後にした。ちなみに明日の紙面にはちょっと無理ということだが、23日までには載せられるだろうとこのこ・・・ よろしくお願いします。

 紙面に載るのは早ければ早いほど、見ているみんなが住んでいる土地の散策具合を楽しんでいただけるので嬉しいが、ただ、私が散策中、みんなに声を掛けられそうで恥ずかしい。今回、日がずれて、それは避けられそうだ。嬉しいような、残念なような複雑な気持ちである。

 取材のあとは高知城の散策へ。山内一豊やその妻の銅像から始まり、そして板垣退助の銅像も。それらの銅像を見るだけでも楽しい。そして、紅葉に染まったイチョウ並木を抜けて、天守閣へ。ここではちょっと奮発して400円を支払い中へと入った。ここは全国でも数少ない現存する天守閣の一つでもあるからだ。そんな天守閣のほかにも見所は多かった。御殿も素晴らしいものだった。そして、展示品こそないが、展示資料はなかなか分かりやすくて面白かった。大満足で城を後にした。

山内一豊像
一面の紅葉の道
高知城
高知城御殿
天守閣より
ながめは最高♪
龍馬生誕地

 このあとは、坂本龍馬誕生地から始まり、山内神社、旧山内家下屋敷長屋、板垣退助・後藤象二郎誕生地など各所の史跡を訪ねた。そこには碑があるだけのとこも多いが、それでも幕末好きの私にとっては面白く、つねにワクワクしていた。とくに、旧山内家下屋敷長屋はお勧めだ。無料で入れて、そして資料もそれなりに楽しめる。とくに船の模型は一見!

山内神社
旧山内家下屋敷長屋
今日は夕日

 こうして、観光を楽しんだ後は買い物へ。案内所で聞いた自転車店を訪ね、もうワイヤーが出てくるほど磨り減っていた自転車タイヤを購入。そしてその前で自分で交換。これが新品だけあって、なかなか融通が利かずに苦戦してしまい、思わぬ時間を食ってしまった。約1時間ほどかかってしまい、もう17時をまわろうとしていた。もう薄暗くなりつつある中、次に向かったのはアウトドアショップ。ここも事前に聞いていたのだが、残念あながらそこには目的の物がなかった。どうしようかと迷っていると、近くにもう一軒、アウトドアショップ発見!そして、そこで無事、ガスカートリッチ、マグライトの電球を購入。

 こうして無事に買い物を終えて、ここも観光案内所で教えてもらった共同浴場へ。久しぶりに入浴し、汗を流して、そして目星を付けていた寝床、高知城公園へと向かった。そしてそこでいつもHPを見て応援してくれている”むらさき”さん(HN)が差し入れを持ってきてくれた。そしてその中は私の欲しいものばかり。さらには一緒に食事へと連れて行っていただいた。久しぶりも吉牛で楽しく食事をして、また公園まで送っていただきた。ほんとありがとうございました。嬉しかったです。

 公園に戻り、テントを設営。その頃にはすでに21時半。それから写真の編集、HPの更新作業に移ったが、途中で力尽き、日記までは書けずに23時頃に就寝した。

紫さんに誘われて♪
(左より、私、紫さん、山中さん)
お世話になった紫さんと




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