車輪人の自転車日本一周・登山の旅 車輪人の自転車日本一周・登山の旅

2002年 11月10日 (日) - 126日目

天気 :

体調 : 良好

宿泊地 : 道の駅・ゆうゆう館前公園

本日の移動 : 西祖谷山村~祖谷温泉~貞光町(道の駅・ゆうゆう館前公園)

走行距離 : 56.7km

累計距離 : 4,698km
本日の出費

食費 : 514円

観光費 : 0円

宿泊費 : 0円

雑費 : 0円

費用詳細 :

現在地 : 徳島県貞光町  ( 全走行図 )

豪華温泉の旅

 昨夜はあったかい道の駅の休憩室内で、寒さに耐えることなく寝ることが出来た。ただ、難点は夜中に人が入ってきて騒ぐことだったが・・・ とくに朝方4時ごろ酔っ払いの人、数人が入っていて、なんと私のテントを物色!そして人入ってるのかなー っとテントを持ち上げようとするしまつ。さすがに目が覚めてしまい、その後はあまり安眠できなかった。

 朝は6時に起床。今日は昨日と打って変わって快晴の朝だ。最高に気持ちがいい!今日は、貞光までということで大した距離もないために、朝の時間をのんびり道の駅で過ごした。昨日の穴あきの自転車チューブを直したり、また、日記を更新したりして過ごす。そして9時半にようやく出発!

 今日はいきなりキツイ上りから始まった。ヒイヒイいいながら登っていったが、でもこれだけ上りが続くのはおかしい。すぐに祖谷渓へ行く県道32号の分岐があるはずなのにそれもない。そして県道45号という道標にじきに気づく。どうやら間違えたようだ。無駄な努力を悔やみながら、また元きた道を戻って道の駅へ。そこで改めて聞くと、ここから下ったところにその分岐があるという。無駄なのぼりを上ってしまったが、でもそれほどショックはなかった。この青空のおかげだろう。

祖谷渓
雪残る紅葉の山
その1
雪残る紅葉の山
その2

 こうして無事に祖谷渓への道をとる。こちらの道は大したのぼりもなく、全体的に下りで快適そのもの♪そしてこの渓谷の紅葉の素晴らしいこと!なんども立ち止まっては写真を撮った。最高だ!そんな時に、ある車で来ていたおばちゃんに声をかけられる。すると、なんとこの先の温泉”祖谷温泉”の無料入浴券を頂いた。ありがとうございました。

 こうしてたくさんの方にお世話になっている私の旅であるが、いつも名前を聞きそびれたり、一緒に写真を撮り損ねてしまう。とくに名前くらいは聞かなきゃと思うのだが、そのタイミングがなかなかつかめず、自分はそれが苦手なのようだ。また、写真についても同様でなかなかきり出せない。また、それで場が壊れそうで怖い。どうしても、その親切をただ、ありがたく頂いて厚くお礼を言って別れてしまう。写真をそこで切り出すと、HPに載せたいという話も切り出さなくてはいけない。まるでHPに公開したいがために写真を撮ったりしている様で、なんとなくそれが嫌で写真を撮りずらい理由の一つでもある。

 話を旅に戻そう。こうして温泉券を頂いて、昨日に引き続き今日も高級温泉へ♪実はこの祖谷温泉には昔、車で旅していた頃に入ったことがある。だが、そのときは真夏でこのような美しい紅葉は見れなかった。今回そんな美しい紅葉を見ながら入浴だ♪そんな展望を期待しながら温泉宿へと入った。この温泉ちょっと変わっていて、内湯は旅館内にある普通の風呂だが、露天がなんとトロッコで谷底まで降りた所になる。まずは内湯で汗を流して、それからトロッコへと乗り谷底へと向かった。そこからの景色はまさに絶景!さいこうの紅葉であった。案内の方にも聞くと、とくに今年の紅葉は素晴らしいらしい。そんな紅葉を見ながら谷底の温泉に入浴。ここはかなりのぬる湯でちょっと寒いぐらいだが、その分、長湯ができて好きだ。渓谷を見ながら30分ほど入浴後、またトロッコで旅館にもどり、さらに内湯に再入浴して、温泉宿を後にした。

まさに秘境!
祖谷温泉
トロッコに乗って
谷底の秘湯へと行く
谷底から見た渓谷
トロッコを見上げる
トロッコを見上げる
&最高の紅葉
トロッコ内にて
帰りは貸切でーす♪

 こうして最高の時間を過ごし、また自転車の旅へと戻った。さすがに休みすぎたが、身体が動かない。また、まだ剣山の疲れが取れていなく足が痛い。ちょっと変に力でも入れたら釣りそうな感じだ。そんな足に鞭打って進んだ。だが、ほとんど下りばかりの道。それには助かったが、ただ、その間のちょっとした上り坂にはよけい苦しめられた。祖谷名物の断崖絶壁に建つ小便小僧に車旅以来の久しぶりの再会をして、先へと進む。こうして、ようやく、渓谷を抜け、国道32号へと出た。ここから先も川沿いの下りメインの楽な道だと思いきや、意外にアップダウンが多く、疲労溜まる両足を苦しめた。そして、すぐ近くだと思っていた今日の目的地、貞光が思っていた以上に遠かった。走れど走れどたどり着かない。とても長く感じた道のりであった。それでもただ必死に自転車を漕ぎ、なんとか道の駅に到着することができた。

身を乗り出して
祖谷名物、小便小僧と
断崖絶壁に建つ
美しい~

 時間は15時過ぎ、まずは道の駅を散策。この道の駅は国道沿いとあってさすがに車の出入りが激しく落ち着かない道の駅であった。そんな道の駅を一通り見て回り、とくに目を引くものがなかったのですぐに後にして、すぐ前の堤防を越えた運動公園内の東屋に移ることにした。この東屋でまずはのんびり読書。今の自分にとってこの読書が最高の幸せであり、贅沢な時間でもあった。1時間ほど読書後、きり良く2巻を完読した。そのあとは自転車のメンテナンス。っと言っても大したことは出来ないが、とりあぜず、無知な自分でも出来る、油差しと、ブレーキのワイヤー調整をした。こうして日は暮れ、今日も夕食は具なしラーメンを食べて、テントに入った。その後、HP更新作業に入った。久しぶりにPHSが圏内だったので、いままでUP出来なかった日記の拡大写真をUP。そのあと、日記書きに移ろうと思ったが、その前に休憩。このテントの中での作業。あぐらをかき、身体を丸めての作業のため、足腰が非常に痛くなるのだ。そのため1時以上の連続作業はかなり辛く、こうして何度の休憩してしまうのだ。だが、この休憩がいつも命取りになってしまう。寒くて寝袋に包ったら最後、もう出れなくなってしまい、また眠くなる。そうして、そのまま就寝してしまうのだ。そして今日も日記を途中にして寝てしまった・・・

ココアを飲み温まる
今日の寝床




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