どんどん夜明けが遅くなり6時でもまだ暗い。そのせいで起きるのもどんどん辛くなるが、それでもがんばって6時に起床。でも就寝はいつも9時頃には寝てしまっているから寝すぎなのだが・・・ そんなに寝ていても朝は辛いのだ。そんな今朝も具なしラーメンから始まった。このところずっと自炊続きであったが、補給もしてなかったので、お米が尽きてしまったためだ。このあと、いつもなら昨夜書けなかった日記を書くのだが、今日はそれが出来なかった。それは天気が午後から崩れるということで早く今日のお遍路を済ませたかったためだ。そのため、食事後、早々に出発した。 今日は意外に足取りは軽かった。未だに足の疲労は抜けていないが、それでもなぜか軽快に進むことが出来た。こうしてすぐに脇町へ入る。ここでは早朝の”うだつの町並み”を散策。予想以上に古い趣のある町並みが続く。そして近代的な町の建物もちょっと古風な作りになっていることにも驚いた。図書館も、スーパーも全てが古風な作り。そんな街作りにも惹かれながら脇町を抜けていった。
この後はひたすらお遍路13番へ向けて吉野川沿いを走る。20km以上の距離だが、それもとても短く感じた。その理由は考え事に熱中していたことだろうか。ずっと走りながら、自転車の旅を終えたらどうしようか?とか、昔の仕事のこととか、企業や社会・・・ そんなことを ずっと考えていた。そんなとき、あるコンビニの前で女性の方が声を掛けてくれた。驚いて我に帰る。そして、なんと肉まんとジュースを手渡してくれた。このときも名前を聞きそびれて、厚くお礼を言って別れた。でも、この親切、ほんとうに嬉しく、また驚いたこともあってか感激してしまった。ありがとうございました。このあと、ちょっとした休憩場所を見つけて、さっそく肉まんを頂いた♪ その後も、順調に距離を稼いで、えっ!と思うほど早く、遍路道まで来ることが出来た。ここで、久しぶりの白衣に腕を通して、気を引き締めて久しぶりのお遍路スタート!まずは13番へ。今日のお遍路はどこの寺も空いていたのには驚いた。いつもなら観光バスが入りどこも賑わっている境内なのだが、今日は誰一人居ないというところもあった。そんなこともあって、のんびり周る事ができた。また本堂、大師堂の前で般若心経を唱える余裕さえあった。こうして、順調に17番まで周って今日のお遍路は終了。この後は街中にも入るために、また暑かった事もあって、白衣を脱いで、約一週間ぶりとなる徳島市内へと入っていった。
まずはスーパーに行ってお米を購入。そして本屋では小説の続きを購入したりとショッピングを楽しむ。こうして以前にこの徳島市でお世話になった浅野さん宅に向かった。実は今日伺うことを、今朝電話したのだ。そんな急な申し出でも快く迎えてくれた浅野さんにもほんと感謝である。でも、急になってしまい申し訳なかったです(汗) こうして向かった浅野さん宅であったが、ちょっと、いやだいぶ予定の時間よりも早く着いてしまった。午後から雨の予報に焦ったせいだったが、天気は未だに快晴であった。電話を入れてみると今は外出中とのことで、帰宅までの時間は、またショッピングへ。前にも案内されて行ったアウトドアショップへと行くことにした。途中、またスーパーで手土産を購入した。アウトドアショップでは最近の風の冷たさにまいっていた事もあってマフラーを購入。これで首周りの防寒はバッチリ♪ その後、浅野さん宅に戻って、そして感動の再会!こんな旅での再会はとても嬉しい。そして、以前お世話になった2日間しかまだ知らない中ではあるが、なぜか、ずっと昔からの知り合いのように感じる。旅にはそんな不思議がある。すぐに旅の話や世間話で盛り上がりあっという間に時間は過ぎていった。そして夕食は浅野さんのバイト先でもあるお店、徳島市一番町にある「食彩・遊真」へ食べに行った。最初は2人で飲んでいたが、後から前にも一緒に飲んだ浅野さんの彼女や木口さんも加わり、さらに楽しい夜へ。そして美味しい料理、まさに天国♪そして、前回同様、今日も笑いすぎて顔が痛いほど楽しんだ。そして最後には、ご主人や、アルバイトの志帆さん、そして他のみんなも加わってみんなで記念撮影♪そんな温かいお店で、料理、お酒とこころいくまで食べて飲み、楽しい夜は更けていった。 そんな楽しい夕食会を終えて帰宅したのは10時頃。そして0時前にはいつの間にか寝ていた・・・ 日記も更新しないまま・・・ 楽しい夜、ほんとうにありがとうございました♪