ショックだ!愛用のデジカメが壊れてしまった。明日からしばらく写真をUPできなくなってしまうし、また旅の記録が残すこともできなくなる。そんなことから明日からの走行ちょっと気が重い(T_T) そんなカメラは安いのを見つけて新規に買おうと思う。修理に出して待つこともできるが、しれでは数週間の日数がかかってしまう。痛い痛い、そして悔しい出費だ・・・ 購入するデジカメはまた同じカメラにしようかと思っている。”C-1 ZOOM”というカメラなのだが、和歌山のどこかで特売をやっていたら教えて欲しい。安いときなら1万円前後で買えるだろう。実際も私はこのカメラを台数限定の特売で1万円で購入している。また、そんな値段で購入できればいいのだが・・・ (T_T)
話を今日の日記に戻す。今朝は6時に起床。昨日の日記にも書いたが、昨夜は凄い雷鳴でいつ雷雨が降りだすかひやひやしていた。さらに強風。ちょっと辛い夜だったが、今朝は風もない静かな朝となっていた。心配していた雷雨もほとんど降られることなく助かった。だが、自転車があまりの強風で転倒してしまい、自転車カバーが破けてしまったのはいたかった。
そんな朝、まずは自炊。キャンプ場とあって堂々とできるのが嬉しい。またこのキャンプ場、潮岬にあり、海を見下ろす一面の芝生の中にあり最高なのだ。ただ欠点は電源が取れないことと、そしてまだこの時期になっても蚊が多いことだ。昨夜はかなり悩まされた。そしてもうひとつ、松の木の下にテントサイトがあり、そのヤニが結構酷い。そこらに注意すれば最高のキャンプ場だ♪
道は紀伊大島のほぼ真ん中を走る。そのため標高差は大きい。空荷でよかったと心から思いながら、そして久しぶりの気持ちよく漕いで登った。あっという間に島を縦断して灯台だ。この灯台公園、とても綺麗でまた整備も行き届いてのんびりとしていた。そんな公園内にトルコ記念館が建てられている。主に明治にトルコ軍艦がこの潮岬で遭難した痛ましい出来事について説明・展示されている。そしてこの事故が日本とトルコとの友好の始まりでもあった。元々、この事故について知っていたため、興味もあって入館してみることにした。けっこう雑学は得意なのだ。
小さな資料館であるが、事故と痛ましさと、その後の救出劇、そして、それからのトルコ国との友好のやりとりなどが、分かりやすく展示されていた。そしてその悲劇の事故に心を痛めるものがあった。また、そんなトルコ国にも興味をもち、いくか行ってみたくもなった。
そんな記念館を後にして、いよいよ灯台へ。この灯台は日本最古の石造りの灯台だそうだ。今、読書中の”飛ぶが如く”ちょうどその時の時代のもので、この小説の中でも少しであるが灯台について触れている箇所があった。そんなこともあり、さらに興味深く、また楽しく観光することができた。
そのあと今度は島を少しまわって海金剛という景勝地へ。そしてまた、ここにも日米修交記念館という小さな記念館がある。ここは、ペリー来航、実に遡る事62年目に、ここ紀伊大島に米国商船が商談を求めて来たという地なのだ。さっそく見学してみたが、思ったよりは内容は薄く、トルコ記念館に比べればちょっとがっかりな記念館ではあったが、空いていたこともあり、係員が分かりやすく説明してくれたのは嬉しかった。
見学後は遊歩道を数分歩いて海金剛展望台へ。さすがに素晴らしい景観だった。おもわず「おー」っと声が上がるほどだ。そんな景勝地の東屋で、無人販売で購入したみかんを食べながら休憩。こんな時間が一番幸せだ♪
ちょうど12時のチャイムが鳴った頃、海金剛を後にして帰路に向かった。その途中、串本の市街のスーパーで昼食を購入。そして夕食用にと焼豚のブロックを安かったので購入した。静かな海沿いまで走ってそこで買った昼食をとって、キャンプ場に戻って行ったのだが、その途中で事故発生!!勢いにのった下り坂のことだった。とくに段差もなく快適に走っていたのだが突然、後ろに縛り付けてあったバックは外れ、また、運の悪いことに中途半端に引っかかって、ものすごい音でバックを引きずってしまった。急いで止まって被害を確認。一番心配だったのが、デジカメと一眼レフカメラ、すぐに動作チェックをした。一眼レフは問題ない。そしてデジカメ、これも問題なくてとりあえず一安心。ただ、買ってきた豚肉のブロックが1/3ほどが、ミンチ状に削れてしまっていた。
その程度の被害で助かり、気を取り直してキャンプ場へと戻ってきた。時間はまだ2時前、広大な芝生の上にマットを広げて、その上に横になってのんびり読書を楽しんだ。あまりに幸せに、その姿を写真に収めようとデジカメを取り出した。高さ10センチほどの針金状の足の付いた小さな三脚を取り付けてテーブルの上に置く。このとき、「コトッ」っと軽く倒してしまった。だが、小さな転倒だったのでそれほど気にもせずに我が身の撮影に乗り出すが、が!写真が取れない・・・!! おかしいなと思いながらも、とりあえず一度電源を落としてみたのだが、自動収納するはずのレンズが鈍い音を立てるのみでまったく収納されない。このときにはっきり壊れてしまったことを実感し、青ざめた・・・ この後はショックでなにもする気も起こらず、ただゴロゴロとすごし時間は過ぎっていった。落ち込んだまま、夜を向かえ、そして今、懐中電灯の明かりを頼りにこの日記を打ち込んでいる。ああ~ ショックである・・・ (T_T)