車輪人の自転車日本一周・登山の旅 車輪人の自転車日本一周・登山の旅

2003年 9月6日 (土) - 426日目

天気 :

体調 : 良好

宿泊地 : ナウマン像キャンプ場

本日の移動 : 音更町~帯広市~忠類村

走行距離 : 68.9km

累計距離 : 19,139km
本日の出費

食費 : 879円

観光費 : 350円

宿泊費 : 0円

雑費 : 0円

費用詳細 : 観光費:帯広百年記念館

現在地 : 北海道忠類村  ( 全走行図 )

久々ラジオ

 今夜は久々のラジオ出演、前回はいつだっただろうか、はっきり覚えていないが場所は忘れもしない島根の出雲である。あれから日本海をひたすら眺めながら北上し、そして北海道の大地へ。さらには最北、最東端と周って今回2度目の生出演だ。その中で大失敗もあった。それも日にちこそ覚えてないが場所だけは、いや、それどころか、その時の動揺、さらには言葉を失った自分の姿が今も昨日のことにように覚えている。覚えているどころか今もそれを引きずっているほどだ。ちなみにその大失敗とはもうほんとは書きたくもないのだが、ラジオ出演をすっぽかしてしまったことなのだ。そんなこともあったので、今回はもう昼間からその時刻にアラームが鳴るよう、電話、時計と幾つもセットし忘れないようにしていた。もちろん、そうしてセットするときは忘れるようなことはなく、アラームが鳴る前からもう切ってしまうほどで、電話を手元に置き出演時刻を待っていた。そして19時47分、生出演が始まった。今回は気構えていただけに失敗こそなかったが、しかし、この北海道と、その放送局は沖縄との長い距離のためか、自分の話した声がやや遅れてまた電話先から返って来る。そのため声が重複し自分自身何を言っているのか分からなくなるほどで、また電話先の登川さんの言葉が聞き取れなかったりと戸惑いもあったが、でも、とりあえずは遣り遂げることが出来た。僅か数分の出演であるが張り詰める緊張、さらには戸惑いと自分にとっては長い長い時間のように感じた久しぶりの生出演であり、そして終わってみれば不思議とあっという間の時間でもあった。

出発前・井上さんと♪
 ちなみにそんな今朝は昨夜から変わらず降り続ける雨音で目を覚ました。通り雨だろうと安易に考えていたのだが実際は一日雨の予報で久しぶりの本格的雨となりそうだ。と言うかすでになっている。もう昨夜から降り続きいつまで降るんだ雨は!と天に叫びたくなるほどで忌々しく思ってしまう。それほど旅にとって雨は曲者であり、今朝も雨に悩まされながらテント撤収作業に奮闘していた。そして自炊のほうは雨を避けてトイレのちょっとした踊り場のような空間。やや何ともいえない臭いが漂うが、しかし雨に打たれるには変えられず、昨夜共にした井上さんと苦笑いを浮かべながらも、しかし、そうした苦痛までも共感できる嬉しさが今日はあり、「まいったね~・・・」と2人して声を揃えながらも、そう言い合える人がいることがもう嬉しく、出発までの時を苦しいながらも楽しく過ごし、そして9時、一足先に井上さんに見送られ公園を後にした。

 しかし出発したと言っても1kmも離れていない道の駅までである。この雨では出来るだけ走りたくもなく、また老朽化した今の私の装備では走れなくもある。足はサンダル・・・ 気温15度にも満たないだろうこの中でとても居られるものではなく、さらには雨である。しかしそんな防寒用の登山靴は消耗激しく、ソールの山は全くといっていいほど磨り減り、そして皮はひび割れ、雨はそこから簡単に浸入してくる。が、浸入してくる割には抜けが悪くいつまでも乾かないからまた大変なのだ。そのためさすがに買い換えることを決意したのだが、この辺りでは冬にまで対応した登山靴を置く店は少なく、青森まで頑張らなければならないだろうか、そう思うと長い道程でもあるが、しかし今月の中過ぎにはすでに入っているだろう。それを楽しみにしつつも、その出費のことを思うと頭が痛く、さらに財布の紐を引き締めなければと思う今日の出発であり、道の駅への避難であった。

帯広百年記念館
 そんな道の駅ではやっぱりPCに追われて、そしてそれと共に雨が上がるのも待ったのだが、雨は一向にあがる気配はなく、10時、PCをやり終えてた時には逆に強い雨が降りしきり、とても出発できるような状況ではなく、結局そのままネットサーフィン、そして小雨を見計らって11時前ようやく道の駅を出発した。そして向った先は帯広市街、ここからわずか数キロの距離なのだが、意外に市街地では信号多く、また歩道の道も悪い。さらにはまたもカッパの裾がビリビリと破れてしまい、なんだかパッとしないスタートである。それにしても、もうカッパは何箇所破れているのだろう・・・ 生地に性がないのだろうが、それにしても頭が痛い。靴といいカッパといい、そして冬に備えての他の消耗品、靴下、ズボン、Tシャツと・・・ 何万円掛かるのだろうか、そう思うと、こうして帯広、さらにはこの十勝地方の歴史と自然を学ぼうとこうと、こうして来た帯広百年記念館ではあったが、その350円という入館料に迷い、受付を行ったり来たり・・・ たぶん受付の方は不審がっていただろう行動を何度も繰り返しながらも、しかし、ここで入らなければ私の旅の意味がないとやはりそう決心し入館。そしてすぐに巨大なマンモスが迎えてくれ、最初こそ驚かされまたワクワクもさせられたが、他は今まで入館してきた資料館と遜色なく私にとっては惹かれるところ少ない資料館となってしまった。とは言いながらもしっかりと1時間以上掛けての見学となった(汗)

 さて、帯広と言えば”豚丼”、他にも美味しいのはたくさんあるそうなのだが、ここは上記のような理由で節約。私にとっては食の旅ではないため、「またいつか来て食べよう。」、そう自分に言い聞かせて、パンを何個も頬張りながら市街を後にし、また距離を稼ぐべく広がる農場を眺めながら黙々と漕ぎ始めた。だが、すでに14時、必死でこぎ始めるが、今日は昨日のように快調に飛ばすことはできず足は重くだるい。やはり旨いものを食べないと食べなのか?とも思いながらも、そんなことはないと自分に必死で言い聞かせるも力がまったくと言っていいほど出ず、必死になればなるほど足は重く辛いばかりであった。15時近くなってからだっただろうか、雨も上がりカッパを脱ぐ。そのくらいからだろう、急にまた距離が伸びだし、気持ちよく昨日のように漕いでいけるのだ。カッパのせいだろうか、それとも体が温まってきたからだろうか分からないが、しばらく快調に飛ばして、そして久しぶりの観光地”幸福駅”で足を止めた。最近はテレビや雑誌で紹介されているのも見たことないが一時は幸福駅ブームとなるほど賑わったところであり、またこの近くの愛国駅も共に有名になった。しかし今は国鉄の民営化と共に廃線となり電車通わぬ線路、そしてホームが寂しく残されているだけだが、しかし、駅にはたくさんの観光客で今も賑わっていた。さらには幸福駅と高々と掲げる駅舎の中にはたくさんの幸せを得ようとする名前の書かれた紙が張られていた。「幸せになれますように・・・」、そんな内容の紙ばかりだろうと中を覗くと意外にそれな紙は少なく、なんと会社の名刺がそのまま張られているのが多いことに驚いた。不景気を物語っているのだろうか、やや寂しさ感じながらも自分もこの旅の名刺を駅舎に挟み後にした。

うわさの幸福駅
駅ホームにて

 この観光を最後に今日はもう寝床まで一直線。観光したくても辺りは農場か原野が続き、ただ黙々とここは走るしかない。当初の予定では広尾まで行きたいところだったが、忠類村のナウマン像公園までで断念。時間も17時と辺りはもう暗くなり始めているだけにちょうど良い時間でもある。ただ、ここに来てまたも雨が降りだし、慌てて丘の上ノキャンプ場にテントを設営し逃げ込んだ。そして小雨降る中、冒頭でも書いた久々のラジオ出演、そのお蔭で目が冴えたのがいつもなら食事後すぐに寝てしまうのに、今日はHPの更新へと元気に立ち向かい途中で終えてはしまったが、それでも22時近くまで頑張って就寝した。さあ、明日は走るぞと気合を入れながら・・・

ナウマン像公園
公園キャンプ場

 ★今日のお食事♪
 ・朝食 : ごはん・店屋物おかず
 ・昼食 : パン×4
 ・夕食 : ごはん・マーボー豆腐