車輪人の自転車日本一周・登山の旅 車輪人の自転車日本一周・登山の旅

2003年 8月22日 (金) - 411日目

天気 :

体調 : 良好

宿泊地 : 呼人浦キャンプ場

本日の移動 : 佐呂間町~常呂町~網走市

走行距離 : 56.6km

累計距離 : 18,104km
本日の出費

食費 : 1366円

観光費 : 1040円

宿泊費 : 0円

雑費 : 0円

費用詳細 : 観光費:ところ遺跡の館・網走監獄前売り券(840円)

現在地 : 北海道網走市  ( 全走行図 )

夏の陽気

 利尻・礼文あたり位からだろうか、1週間ほど前くらいから今までの暗雲と寒さが嘘のように、この北海道の大地も夏らしくなってきた。日中などはジッとしてるだけでも汗ばむ陽気で、自転車を漕ぐにはちょっと大変ではあるが、でも夏らしく、やはり日本の夏はこうでなくてはいけないとも思いながら暑さに耐えていた。青い海、そして青い空、そして夏雲。何もかもが夏らしくなってきたこの大地であるが、しかし北海道らしさも充分ある。吹く風はやはり涼しく、日陰に入れば北海道の夏の涼しさがやってくる。そして夜もやはり本州と違いカラッとして涼しい。日中のこの暑さでも夜は1枚、2枚は羽織るほどだ。しかし、余分な副産物もこの陽気と共にやってきた。それは蚊である。昨夜からその猛威は凄まじく、目の前には確認できるだけでも数十匹、短パンの足を見るば、10匹以上が普通に止まり、そして叩くと言うよりもあまりの多さに払うといった感じで追い払う。異常発生としか思えない量で、蚊取り線香もほとんど役に立たない。今までほとんどいなかっただけに、北海道は蚊はいないのか?そう思うほどであったが、実際は今、恐ろしいほどの猛威に襲われている。この陽気に誘われて一気に孵化したのだろうが、それにしてもこの世の物とは思えないほどの世界で、昨夜から引き続き今朝もその猛威は収まらず蚊と奮闘しながらの起床、そして日記の更新作業であった。

 ちなみにそんな今朝は5時半起床、そしてPC、その合間に自炊、そしてまたPCといつもと変わらぬ慌ただしい朝を迎えていた。ただ、ひとつ違ったのが”ホタテバーガー”が目の前にあること。シェフが私が調理中に買ってきてくれたのだ。「やっぱりサロマ湖に来たらホタテでしょ!♪」、ほんとうなら昨夜、ホタテ料理にしたかったのだが、到着が遅かった為に買うことが出来ず、そのため、こうして今朝、普通のホタテ料理ではないが、でも、これが旨いこと!なかなかマッチしているではなか♪そして食材の方は豊富に買ってあったので朝から豪華なおかずに囲まれてお腹を満たし、そしてまたHP作業へと移る。やっぱり先にシェフの出発を見送って、そして私はもだ黙々とPC作業に没頭、結局今日も出発は遅くなってしまい、10時半となってしまった。

朝からホタテバーガー♪
ありがとう!シェフ

 このオホーツク海岸道、とくにこのサロマ湖近辺はホタテの産地で道中、道路脇にはその貝殻が山のように積まれているところが何箇所もあり、真っ白な山だけに目立つ。どうやら砕いて肥料にしたりといろいろこれも活用されているそうだが、それにしてもそのあまりの量に驚かされるばかりだ。誰がこんなに食べているのだろう、どこからこんなにたくさん採ってくるのだろうと思ってしまう。そんなホタテ貝溢れるサロマ湖畔にひとつ気になる観光地があった。地図で”遺跡の館”としか記されてなく何なのかはよく分からなかったがとりあえず寄り道、立寄って見ることにした。

 そこは ”ところ遺跡”。その資料館であり、また発掘現場でもあった。その遺跡の規模は広大で、しかも時代を越えて幾つも発見されている。縄文文化そして続縄文文化、そして擦文文化といった具合に北海道の時代は流れていく。それをこの”ところの館”とまた、同敷地内に建つ”文化財センター”に詳しく説明されていた。また発掘現場では住宅が幾つか復元され見所充分であった。

道中・ホタテだらけ・・
遺跡の館
遺跡センター見学

 そんな遺跡でついついまた長居をしてしまい、また昨日に引き続き時間に追われることとなってしまった。出発が遅いのが一番の原因だろうが、こればっかりは仕方がない。この先、常呂町より網走まで走る自転車道を軽快に抜けていく。どうやらここは廃線跡らしく、道は地平線まで続くのではないかと思わせるほど直線で、カーブ、坂はほとんどなく快適そのもの。自分が電車の先頭にいるようにも思わせてくれたサイクリングロードであった。ちなみにそんな道中、廃線を物語るように機関車が展示され当時の栄光を偲ばしてくれていた。

サイクリングロードをゆく
当時の汽車を展示

 そんな約30kmのサイクリングロードをを走り抜けるとそこは今日の目的地網走である。まだキャンプ場には入るには時間は早く、かといって資料館をまわるには時間が足りないと言う時刻、時計の針は15時を示していた。どうしようか迷いながらも、とりあえず買出ししようと町方面へと自転車を走らせると、人で賑わうある観光地を見つけた。いや、観光地と言ったら変だろうが、しかし、実際に観光地となっているのは確かなところで、そこは網走刑務所である。もちろん今も使われているため中は見学することができないが、その昔から建つというレンガ造りの正門、そして受刑者たちが作った品々を直売している売店も設けられ、しばらくそこで見学していた。ちなみにこの刑務所の旧舎は現在この網走市郊外に移築され資料館とし一般公開されている。もちろん、明日見学しようとおもっており、また楽しみなところのひとつである。

 このあと、買出しを済ませて16時過ぎキャンプ場へと入ったのだが、ここも昨日同様の視界を覆うほどの蚊の量に驚かされた。テント設営するだけでも数十匹に襲われ、そして数十箇所もくわれてしまう。設営後は逃げるようにして休憩舎へと入った。そこでも、蚊は無数にいるが、それでも外とは雲泥の差で、まだ落ち着ける場所であり、蚊と格闘しながらもそこで自炊に入り、そろそろ食事が出来上がることだっただろうか、「キャンプサイトに着いたよ~」とメールが入った。八代さんからだ。この方とは実際まだあったことがなく、以前、函館の地でお世話になった高橋さんの友達で、その縁で会おうと言うことになり、こうして今日わざわざこのキャンプ場へと来てくれたのだ。それも手にはお酒♪とても感じの良い話しやすい方で、この後2人、共に蚊と格闘しながらも22時ごろまで楽しく飲み交わし、そしてまた愉快な旅の話をいろいろ聞かせてもらった。ありがとうございました。

網走刑務所
網走湖畔・呼人浦キャンプ場
会いに来てくれた八代さん

 ★今日のお食事♪
 ・朝食 : ごはん・コンソメスープ(キャベツ・餃子入り)・スクランブルエッグ・ホタテバーガー
 ・昼食 : パン×2・アイス
 ・夕食 : ごはん・ホタテコロッケ・味噌汁・シチュー