車輪人の自転車日本一周・登山の旅 車輪人の自転車日本一周・登山の旅

2003年 3月10日 (月) - 246日目

天気 :

体調 : 良好

宿泊地 : 菊田さん宅

本日の移動 : 国富町付近観光

走行距離 : 4.3km

累計距離 : 9,923km
本日の出費

食費 : 0円

観光費 : 0円

宿泊費 : 0円

雑費 : 0円

費用詳細 :

現在地 : 宮崎県国富町  ( 全走行図 )

旅の目的

 いろんな方面で頑張ってる方、そして、いろんな旅人を改めて知り、そして自分と照らし合わせて、自分の”旅”について考えさせられた。まずは朝、6時起床していつも通りのHP更新作業、そして今日は7時にあるところへと出発した。それは現職議員でもあり、また今回も立候補している”松下新平”さんの早朝演説の場へ行く為だった。今、お世話になっている菊田さんがこの後援会の活動をしていて、そんなことから誘われ、また話を聞いて、どんな方なのか話してみたくなったのだ。

 霜の下りる寒い朝、町の交通量の中心となる交差点で毎日こうして演説を行っているそうだ。あいさつをして実際に話してみると、その大きさに圧倒された。もちろん人としての大きさだ。会話の中で今後、なにになりたいか?そんなことを聞かれた。いわゆる先の夢である。今自分の中ではやりたい事、旅が終わってからの夢がいっぱいで、そんな話をした。こうした”夢”や”目標”を大切に、そして生きる、原動力、行動力へ繋がっていることを会話から感じ、そんな考えに共感しまた感動した。そしてそれを政治へとエネルギーを爆発させている松下議員をこころから応援したい気持ちでいっぱいになった。より良い町にしたい!それへ向けての行動力だ。8時ごろまで一緒に街頭になってあいさつをして、また菊田さん宅へと帰路についた。自分にとって、方向は違うかもしれないが、同じように夢に向かって頑張っている方を見ると、励まされ、元気付けられる。自分も負けないように頑張ろうと!そんなエネルギーをくれた松下議員でもあった。

県議会議員立候補中
松下新平さん
街灯演説中
熱い思いに元気を貰いました!

 朝食を頂いた後、またお出かけ、今度はこの国富町で初めて自転車で日本一周された方という”村中田”さんを紹介してくれて、そして菊田さんが面会の場を作ってくれた。今は教育委員会で働いており、そんな場でも、その当時の日本一周の経験を今も生かしているという、そんな見のある旅をされた方で、ただ旅をするわけではなく、それな経験を今後、活かせていけるような旅にしていきたい、そう強く思わされた、そんな村中田さんとの出会いだった。そして、こうして今も頑張っている方の共通していることは目が生き生きとして輝き、そして常に燃えていることであった。自分も常にいつまでも、そうありたいとも思った。

 このあと、今度は松下新平応援団事務所へと、菊田さんの仕事の関係もあり出かけた。その後から、いよいよ各地の観光へとスタート!まずは高岡町の名高い観光地の一つ”月知梅”へと見学に出かけた。ここは一見すると無数の梅の木がはえる梅林にみえるのだが、だがよく見ると、その不思議な生え方に気付く。それはなんと、これらの木々が全て1本の梅の木からなる巨大な梅の木だったのだ。昔からこの不思議な木が崇められていたようで、いろんな歴史が窺え、そして大きな碑も建てられていた。知名度的にはマイナーな観光地かも知れないが、その見応えは予想以上だった。

 このあとは、こんな町の高台にある天ヶ城へと出かけた。山腹いったいは運動公園となっており、そして御殿跡と思われる広場にはたくさんの桜の木が植えられ、そんな桜並木に今からもうその美しい開花の時期が目に浮かんできた。そしてその奥には復元された大きな櫓や天守が建てられていた。そんな中は歴史資料館として展示されているそうだが、残念なことに今日は定休日で見学できなかった。これはさすがに悔しかった・・・

教育委員会の村中田さん
元日本一周チャリダー!
珍しい月知梅
天ヶ城

 天ヶ城を後にして、こんどは綾町へと出かけた。この町は国定指定最後だろうと思われる国定公園に指定された照葉樹林の綾渓谷をはじめ、その他、いろんな見所がある。そんな中でまず連れて行ってくれたのが、綾渓谷に掛かる歩道吊橋で、ここは世界一の橋下高さを誇る歩道吊橋だそうだ。そんな吊橋を恐々、また眼下を楽しみながら渡り観光した。

 このあと、下ったところにある”酒泉の杜”と呼ばれる大型観光施設へと出かけた。中には宿泊施設はもちろん、ワイナリー、温泉、ガラス工芸、酒造所等のいろんな見所あるところだった。そんなワイナリーでは試飲しながら楽しみ、そして今夜のワインを買ってもらってそして、この後、菊田さんの仕事の関係で自宅へと戻った。忙しい中、ありがとうございました。

 菊田さん宅へと戻り、昼食をご馳走になって、こんどは奥さんが宮崎の大規模遺跡、”西都原古墳”へと連れて行ってくれた。ここには何百と並ぶ数え切れない無数な古墳が並び、古代に栄え、日本の重要な位置を占めていたことを感じた。ただ、ここも楽しみにしていた歴史資料館は閉館していて、その歴史を詳しく知ることが出来ずに残念だった。でも、逆に次に来る楽しみができた。

綾の照葉大吊橋
歩道吊橋
世界一の高さ!
西都原古墳群にて
何百と古墳が並ぶ!
宮崎日日新聞の福重さん
 こうして菊田さん夫婦にいろいろ案内して頂いて、16時頃に帰宅した。ほんとうにありがといございました!このあとは途中になっていた日記の更新作業をはじめ、そして17時、約束してあった”宮崎日日新聞社”の記者の方がわざわざこの菊田さん宅を訪ねてきてくれた。実は以前に菊田さんが日本一周時にお世話になった記者で、今回紹介してくれて、こうして取材を受けることが出来た。福重さんという方で、とても感じが良く話しやすい方で、おかげでスラスラと自分の旅の思いを伝えることが出来た。ありがとうございました!

 こうして取材を終えた18時、実は仕事を終えたばかりで忙しい中、宮崎からわざわざこの国富の地まで会いに来てくれている方と役場で待ち合わせしていた。通称「ごろにゃん」さんで、以前に自転車で日本一周経験者でもあり、また息子さんも同じく自転車で親子2代にわたり旅をされたという。さらには、この旅を始めた当初から応援してくれていた”I'll be”のO・Kさん、”チャリの旅”のきよさん、そして”縦断画報”のミヅタニさん、などなど、たくさんの旅人と連絡をとり家でお世話してあげたという。今回は家の事情でお迎えすることができず、でも、こうして会いに来てくれ、さらには山情報や、いろんな旅情報を教えて頂いた。また、いろんな旅のスタイルを聞いたりして、自分の旅について、また考えさせられた出会いでもあった。ありがとうございました。

 こうして20時半頃、また菊田さん宅へと戻り、そこで今夜は最近この宮崎の地で有名になりつつあるという”チキン南蛮”をご馳走になって、そして楽しい夜の宴を向かえ、今夜もあっという間の夜を過ごした。そして23時ごろ就寝した。




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