車輪人の自転車日本一周・登山の旅 車輪人の自転車日本一周・登山の旅

2002年 8月28日 (水) - 52日目

天気 : 晴時々曇

体調 : 良好

宿泊地 : 道の駅

本日の移動 : 冷池山荘~大谷原~中綱湖~青木湖~五竜とうみ~道の駅

走行距離 : 7.0km

累計距離 : 1,647km
本日の出費

食費 : 1410円

観光費 : 0円

宿泊費 : 0円

雑費 : 600円

費用詳細 : 雑費:十郎の湯(温泉)

現在地 : 白馬村  ( 全走行図 )

長い道のり

 昨夜も前日同様に厚い雲に覆われ、いつ雨が降ってもおかしくないほどの霧だった。これでは明日の日の出も駄目かなとあきらめての就寝だった。夜は強い風にもみまわれてテントはバタバタと波を打つ。熟睡できずに朝を迎えた。

 4時50分に起床。外に出てビックリの晴天だった。あたりには雲海が広がり、各地の高峰が顔を出す。立山連峰、針の木岳、妙高の山々、遠く八ヶ岳。最高の展望だ。そして素晴らしい日の出も見ることができた。

早朝の立山連峰
鹿島槍岳
立山連峰

 さて、心配の足首だが、昨日よりも腫れは酷くなり、赤く充血している場所もある。ただ、痛みは若干よくなった感じがする。

 美しい景色を横目に、痛みを堪えながら7時10分に山小屋を出発。歩き始めは辛かったが、徐々に慣れだしてきたのか、痛みが気にならなくなってきた。それでも、ちょっとでもねじれば激痛だ!慎重に下っていく。徐々に雲が出始め、あっという間に鹿島槍は雲の中へ・・・ あれだけの快晴が一瞬で霧に包まれてしまった。

雲海の日の出
鹿島槍岳

 下りも後半になると、痛みをほとんど感じず下っていく。予想以上に順調に進み、9時20分、西俣出合へ。そこからの下りは車道となる。車道では足をねじる心配がないので痛みも安心して下っていった。だが、腫れている分、一足ごとに少し痛みは感じる。

 10時15分、登山口である大谷原へ下山。普通はここからタクシーか自家用車になるのだが、私は縦走してきたためにマイカー(自転車)は遥かかなたの五竜とおみスキー場。距離にして20km以上あり、さらに途中、峠越えまである。そんな道を必死で歩いた。途中、線路沿いに歩くことになり、電車も乗れたのだが、全て人力での旅を目指しているだけに、ここはがんばって歩いた。足首の痛みよりも、ザックの肩にかかる重みのほうが辛い・・・ さらに重いザックのわりに軟弱な登山靴のため、足の裏も重みにより全体的に痛み出す。辛く長い帰路となった。

 サンアルピナ鹿島槍スキー場を越えると、中綱湖にでる。ここには南北に”中部北陸自然歩道”またの名を”塩の道・千国街道”と呼ばれる旧道が走っている。せっかく歩くのだからと、そんな自然歩道を歩いて五竜とおみに向かった。この道は田嶋さんが現在続けている”日本縦断トレッキングの旅”であるくだろうと思われる道だ。田嶋さんはこんな重い荷物を背負って自然歩道を旅をしているんだなと感じながら疲労濃い体を必死で奮い立たせ進んで言った。

 そして15時、下山してからさらに5時間近くの道を歩いてようやく自転車のある五竜とおみへ。荷物をまとめて久しぶりの自転車にまたがる。すでに体の各所が筋肉痛で痛い。久しぶりの重い荷物での長距離が体にきたのだろう。心配していた足首は自転車を漕ぐには全くといっていいほど問題なかった。漕ぐのにはである。止まる時には支障があった。最初に左足をつくために痛い!つま先立ちが辛かった。踏ん張りもきかず転倒しそうになる。

 まずは登山の疲れと癒すために温泉へと向かった。この白馬にはたくさんの温泉があるのだが、疲れのあまり、一番近くのちょっと値段が600円と高い”十郎の湯”へと迷わず入った。足首にはああまり良くないだろうが、筋肉の疲れを癒すためののんびり浸かった。そのあとは休憩室で電源を拝借してのんびりHPの更新といきたかったが、ちょっとお客が少なく、長居しているのが目立っている・・・ さすがに辛くなってボチボチ退散。コンビニで夕食をとった後、白馬道の駅へと向かった。

 道の駅閉店後テントを張ってHP更新作業をしている。電源も拝借できてさらにAirHも使用可という素晴らしい場所だった。今日の就寝は遅くなりそうだ・・・

 最後に足のほうは相変わらず腫れは引かないが痛みの方は徐々によくなっている感じがする。気のせいかもしれないが・・・




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