車輪人の自転車日本一周・登山の旅 車輪人の自転車日本一周・登山の旅

2002年 7月29日 (月) - 22日目

天気 :

体調 : 良好

宿泊地 : 天神社

本日の移動 : 富士須走口5合目~忍野村~富士吉田~都留市

走行距離 : 63.0km

累計距離 : 922km
本日の出費

食費 : 1293円

観光費 : 0円

宿泊費 : 0円

雑費 : 1939円

費用詳細 : 雑費:温泉・固定バンド

現在地 : 山梨県都留市  ( 全走行図 )

のんびりと・・・

 富士五合目で静かな気持ちの良い朝を迎えた。昨日の下山後は深い霧に覆われて雨も心配したのだが、今朝はすっきりと雲も晴れ雲海が広がっていた。また、富士も傘をかぶってはいたが顔をだしていた。6時頃に起床して、のんびりと出発して、いよいよ下山に向かった。

 5合目からの下りは最初は気持ちよいものではなかった。なぜかといえば傾斜が急すぎて怖かったのだ。それでいて360度のコーナー・・・ ブレーキを必死でかける。でも、あまりかけすぎると前倒しそうになるほどの斜度だ。慎重に下っていった。でも、後半の下りになるとほぼ道は直線となり、気持ちが良かった。朝早いせいもあってか、車もいない。気づけば時速76、0kmものスピードだ出ていた。

 下りきったととたんに、今度はすぐに籠坂峠への上り坂となった。また筋肉がいたくなる。登り始めてすぐのコンビニで朝食を食べながら休憩して出発。このときにちょっと気になっていたサドル位置を上げてみた。そうすると驚いたことに筋肉の痛みもあまり感じずどんどん登ることができた。登るのが楽しくなるほどぐんぐんのぼっていってあっという間に峠まで登りきった。サドルが下がっていたとは・・・ 最初から気付けば、富士登山もここまで苦労しなかったかも知れない。いまとなっては過去の出来事なので、よい経験をして、また筋肉トレーニングも出来てよかったと自分に言い聞かせた。

 峠を越えて山中湖へ。コインロッカーに預けてあった荷物を回収して、温泉”紅富士の湯”へ向かった。9時20分ごろ到着したのだが、会館が10時からとあって少し待ったのだが、これがまた楽しい時間になった。同じく会館を待っていた横浜からこられたご家族といろいろ話をしていただいた。そして美人三姉妹もそろっていた(笑) そして缶チューハイまで頂いた。ありがとうございました。

 10時、さっそく温泉へ。富士登山後とあって体は砂煙でべっとりしていただけに気持ちがよかった。そして温泉設備も最高だ。作り自体は同じ村営だけあって、先日はいった”石割の湯”と似ている温泉設備だが、こちらのほうが全体的に広く、また露天の庭園なんかも見事でよい。しかし、団体客が多く訪れるのでちょっと落ち着かない感があったが、それでもこの設備で700円とすばらしいお勧めの温泉だ。

 入浴後も休憩室で先ほどのご家族にお会いした。そこでも楽しいお話をたくさんしていただき、そしてチューハイ・おつまみまでご馳走になってしまった。ほんととに楽しい時間をありがとうございました。

 ちなみにこの温泉場の休憩室で電源をとれたのでゆっくり充電しながら今過ごしている。2時過ぎの今日の予定もあるためにようやく出発。まずは花の都公園を見てみようとしていた。入園料を取られるみたいだが、外からでも十分楽しめると聞いたので行ってみることにしたのだ。温泉をでようとすると、なにやら希望者に花の都公園の無料招待券を配っていた。さっそく貰って、公園へ。信じかれなかったが、通常500円なのに無料で園内に入ることができた。値段があってないような公園だなと思った。さすがに花の都というだけあってお花畑が続いていてとても綺麗だった、また、長島茂男の世界展も同時に開催されていて、その偉大さを知ることができた。

紅富士の湯
花の都公園内に展示されていた
実際にアポロ計画で使用された物
花の都公園

 花の都をあとにして、今度は100名水にも選ばれている忍野八海へ行った。初めはただの湧き水で地元の人が水を汲みに来ている程度の場所と思っていたのだが、行ってビックリ!とても大きな観光地となっており、お土産街もあるほどだった。その理由は名水を見れば納得。とても豊富な水量が湧き出ていて、綺麗な泉を八つも作りとても綺麗なのだ。そのなかでも湧泉は天然記念物にも選ばれているほどだった。

花の都公園内の富士溶岩館
樹溶跡
花の都公園内
三連水車
花の都公園・お花畑

 そのあとは富士吉田市街を通り過ぎ大月市方面に入る。ひたすらの下り道で気持ち良かったが、ただ交通量が多くて走りずらかった。明日、リニア館を訪れるためにこの道を選んだのだが、この道中で公園でも見つけて寝ようと思っていたのだが、公園がない・・・ 見つからないままリニア館についてしまった・・・ そこにももちろん寝床となりそうなところはなかった。ただ、来る途中、1kmほど手前に小さな神社に目を付けていた。結局、そこでテントをはって就寝するつもりだ。

 今日は温泉地でもらったチューハイで晩酌しようと思っている。

忍野八海
忍野八海




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