車輪人の自転車日本一周・登山の旅 車輪人の自転車日本一周・登山の旅

2002年 7月24日 (水) - 17日目

天気 : 晴のち曇

体調 : 良好

宿泊地 : 道の駅なるさわ

本日の移動 : 豊富村~身延町~下部温泉~本栖湖~鳴沢町

走行距離 : 76.5km

累計距離 : 764km
本日の出費

食費 : 1953円

観光費 : 0円

宿泊費 : 0円

雑費 : 2799円

費用詳細 : 食費:飲食費、雑費:温泉・ブレーキパット・タイヤチューブ

現在地 : 山梨県鳴沢村  ( 全走行図 )

がんばりすぎた・・・

 昨夜、結局2時半頃までパソコン更新作業をしていた。それでも全部の写真のUPができずまた後日になってしまった・・・ そしてそのままテントを張らずにベンチで就寝。さすが盆地だけにか、夜は予想以上に冷えて寒さのあまり上着を着て、寝袋にくるまって寝た。

 朝は道の駅のおばちゃんたちが掃除している中、その脇のベンチで8時半まで寝ていた。この道の駅は9時オープンで、特産品をいろいろ安く売っていそうなため、それまで待ってみようと思う。そしてなにより、無料インターネットコーナーがあるのだ。それを待った。そして9時。まずは特産品店へ、桃などの果物が安く売っていたので買おうか迷ったが、結局なにも買わずにでてきてしまった。こんどはインターネットコーナーへ。地元の観光情報や、他の旅人さんのHPをゆっくり見ようと思っていた。今日の予定は休養日と決めていたので本栖湖のふもとの道の駅”しもべ”まで行ければいいかなと思っていただけに時間もいっぱいある。さっそくPCコーナーを見てみると、全てのPCが調整中・・・ ショック・・・ 肩を落として退室し、ここに居ても、もう無駄なのでのんびり出発することにした。

 出発してまず目に入ったのが、歌舞伎公園。ここにはお城が建っていて大きな公園のようだ。地元の方に聞いてみると入場料がかかるらしい・・・ あきらめて次は何度も大きな看板が目に入って気になっている大門碑林公園。今度はちゃんと行ってみようと必死に自転車を漕ぐ。坂の上にあるためだ。到着すると名前から連想されるように中国風の建物がずらりと並んでいて壮観だったが、ここも入場料600円が・・・ それも聞いた話では、ここには石碑が数点あるだけで他になにもないらしい。しかたなくそのまま出発。

大門碑林公園
大門碑林公園
定休日だった
金山博物館

 すると・・・ また後輪がパンクしているではないか・・・ 穴あき2箇所。小さな穴だったが近くにトイレの洗面台があったため、そこで水を溜めて穴発見。苦もなく修理して出発。1kmほど走ると再度パンク・・・ また小さな穴のようだ。タイヤを見てみると小さな細い針金が刺さっていた。これが原因だったようだ。もう洗面所もない・・・ それに後輪のチューブにはすでに何個もの修理跡がある。さすがにもう新品に交換しようと思った。ようやく快調にスタート。

 52号のを静岡方面に下っていくのだが、その前に町で自転車のチューブとブレーキパットを購入しようと思う。さすがに幾つもの坂を、重い荷物を載せて下ってきただけに磨り減ってしまっていた。ホームセンターか自転車屋を探す。少し戻ったところにホームセンター発見!ここで購入。ちょっと痛い出費だがしかたない。そしてこんどはコインランドリーを探すがこれが見つからなかった。市内をうろうろして、いろんな方にも聞いたが「ないねぇ・・・」という言葉しか返ってこない。さすがに探しつかれ、あきらめて本栖湖方面に行くことにした。中山湖の方に行けばあるだろうと期待して・・・

 今日は予報と違って見事な晴天となった。嬉しいことだが暑くてたまらない・・・ 我慢できずに久しぶりにアイスを食べた。52号から300号へと入る。甲府から富士五湖に行くには遠回りの道だが、実は信玄の隠し湯といわれる下部温泉によっていきたかったためだ。そしてそこには金山博物館なるものも併設されていた。さすが甲斐の国だ!と思って時間も十分あるので立ち寄ろうとしたら、定休日・・・ しかたなく温泉に浸かって下部温泉を後にした。温泉は共同会館といって300円と安い!豪華さはないが、温泉もぬる湯で気持ちよかった。それも露天ではないのだが、窓がとても大きくそして全開にしてあったため半露天状態だった。また心地よい風が入ってきて最高だった。

信玄の隠し湯下部温泉
5000円の絵柄の富士と
ツーショット
道の駅前にて
元チャリダーと記念撮影

 温泉を後にしていよいよ本栖湖への登りに差し掛かるのだが、思っていたよりも緩斜面でたいした登りもなく目的地の道の駅”しもべ”へ到着。ここの町は蛍に観光スポットをあてていて、道の駅にもそれらしい施設が建てられていた。期待して中を覗くと、なんとここも定休日・・・ やけに静かだなぁと思ったら・・・ ここは山の中にポツンとあり、とても寂しい道の駅だった。こんなところで夜を過ごすのは寂しすぎる・・・ 時間もまだ3時半。相変わらずの晴天が続いていた。まだ元気も残っている。よし、この天気なら!そう本栖湖より眺めた富士山はとても綺麗らしい。そして5000円札の絵柄にもなっている場所なのだ。その富士を見れることを、この晴天に期待して、本栖湖まで登ることにした。

 だが、この道の駅を過ぎると急に道は険しくなった。それでも夜叉神とは違って登れないほど急ではない。ひたすら緩斜面が続いた。これなら楽勝と最初は思っていたのだが、徐々に疲労が溜まる。そしてまだ登山も疲労も残っている。中盤を過ぎるとさすがに辛い・・・ さらに暑い!この暑さも大敵なのだ。緩斜面だけに何度も歩こうと思ったが、こんな坂で歩いたら、この先の山を一つも登れなくなってしまうと思い必死で登った。何度も休憩しながら必死で登った。最後は気力だけだ。そして多くのドライバーにも応援され力をくれた。こんな時の応援がすごく嬉しく、そして力になる。自分一人の力ではとても登れない。

話は変わるが山梨に入ってから応援してくれるドライバーが多くなった。これも土地柄があるのだろうか。そうそう大事な事を書き忘れていた。今日出発して時期に、前方で車を止めて手を振っている方がいた。近寄ってみると、「がんばってね!」と応援してくれジュースをくれた。あの嬉しかったこと。ジュースをくれたことも嬉しかったが、なによりわざわざ止まって応援してくれたその気持ちがとても勇気付けられ力に変わった。ありがとうございました。

 話は戻って、こうした多くの応援があってなんとか峠へと登りきることができた。そして峠のトンネルを抜ける。このトンネルを抜けるまでは富士山が顔をだしているかどうか分からない。緊張の瞬間だ。そして目の前に現れたのは、湖に浮かぶ雄大な富士だった。あまりの綺麗さに言葉がでなかった。それほど見せられてしまった。展望台より富士をずっと眺めていた。たくさんの方が同じように言葉もなく、ただ富士を眺めに来ている方がいた。また、写真を撮っている方などそれぞれ富士を楽しんでいた。近くの方に「写真をとってもらえますか?」とお願いした。そして、その会話から始まりいろんなことを聞かせてもらった。この峠したの地元の方だ。やはりよくここへ富士を眺めに来ているそうだ。 地元の方はこの富士が当たり前なのでわざわざ見に来ないと思っていたのだが、そうではなかったようだ。地元の方でも、何度見ても飽きない魅力を富士山は持っていいた。

ほんとうはこの富士をずっと眺めて、そして夕日で赤く染まるまで見て居たかったのだが、そうは行かない・・・ 日が暮れると自転車の走行が困難になる。しかたなく展望台を後にして寝床を探しに出発した。少し走るとキャンプ場発見!ここ富士五湖あたりはキャンプ場の宝庫で困らない。入ろうかとしたが値段が600円。決してキャンプ場の値段として高くはないのだが、600円あれば美味しいものが食べられる・・・ そう思うと高く感じてしまい寄ることができなかった。地図を広げ、この先の道の駅なるさわ”まで行くことにした。途中、荷物をたくさん積んだライダーにも出会い、少し会話を楽しみ、そして先を急いだ。

 これが思っていたよりも距離があり、そして坂もあった・・・ 遠い・・・ 疲れがピークだけに力も全く出ない。気力だけで前に進む。もう、自転車を漕ぎたくない、休みたい・・・ そう思いながらも必死で前に進みなんとか、日没ぎりぎりで道の駅に到着できた。ここで、また先ほどのライダーが通りかかり止ってくれた。会話を楽しんでいると、今度は前方の車の中から「こんばんは~」と降りてきた。なんでも彼はオーストラリアを自転車で横断したこともあるチャリダーだった。さらに話も盛り上がって記念撮影♪ 最後に楽しい出会いがあり、とても疲れた日だったがそれでも楽しいまた思い出いっぱいの日になった。

 道の駅についてからは、10分ほど歩いて近くのコンビニへ晩御飯を購入。コンビニ弁当を2個平らげて、疲れのあまりそのままベンチで寝てしまった。このため今日の日記の更新は翌日の朝になってしまっている。さあ、今日はどんな日になるだろうか・・・ さすがに今日はゆっくり過ごそうと思う。また同じ道の駅か隣町の道の駅”かつやま”で就寝しようと思う。