※コースタイム:登山口駐車場(7:00)~水場(7:50)~駒の小屋(8:50)~(30分休憩)~駒ケ岳山頂(9:35)~下山へ(10:00)~(道草多く挟みながら・・・)~登山口駐車場(12:00)
昨日の日記にも書いたが、今年の5月に断念しての尾瀬周辺の山々の今回が再トライとなる。そんな一つ目がこの会津駒ケ岳で、4時半に起きての出発準備。自炊、そして空いた時間にHPの更新作業をしながら食事、今日も慌ただしく朝を過ごして6時半、自転車にまたがり、僅か1kmほど漕ぎ進んで登山口麓に自転車を置き、後は駐車場まで車道を黙々と上り、7時、ようやく一般的に登山口と呼ばれている地点に到着し、こうしてリベンジの登山がスタートした。
昨日、この桧枝岐村へと入ってくると、右側に高く聳える雪被る山を望むことが出来た。あれは会津駒付近の山だろうかと、その真っ白に染まるほどの雪の量に驚きながら、またワクワク期待させながらも、また不安の色も見せながら入ってきた。実際の山頂はどのような雰囲気なのだろうか、雪はどの程度あるのだろうか、いろんな期待、そして不安の中の今日のこうした第一歩であったが意外なのが、平日にも関わらず駐車場に止まる車の数が多いことで、残雪期とは違い、新雪期の方が登りやすいせいなのだろうか、その車達を横目に登りはじめたのだが、いきなり立ちはだかる急登に、あれだけ寒さに震え厚着してきた朝にもかかわらず、すぐに暑さのあまりTシャツ姿へ、さらにはそのあまりの坂の厳しさに汗でビッショリになる始末であったが、それでもペースを上げて行き、1組、2組と登山者を追い越していく。それと共に目立ち始めたのが雪だ。路肩にチラホラ見え始めた雪は徐々に登山道に迫りだし、踏み出す足は緊張してくるのだが、しかし、その行く先は期待した展望はなく深いガスで覆われている。生憎の天気である。晴れてくれ!そう祈りながら標高を稼いでいく。中盤を過ぎると最初のような激登はなくなり、徐々に緩やかで登り易い道へと変わり、さらには駒ケ岳の肩とも言える小屋付近までくれば、道は木道へと変わる。しかし、これも雪が中途半端に覆いかぶさる為に歩きにくく、時折、足をずるずると滑らせながら、山頂間近である駒の小屋へと到着した。
この小屋前には池がある。大きいとも小さいとも言えないその池を見越して見る山頂の姿は何度か写真で見たことある景色で、その青過ぎる青さが印象的な池なのだが、期待したそんな景色も山頂部にはガスがかかり、さらにはその池自体も凍りつき真っ白となってしまい写真のような美しさは見られなかった。せめてガスよ晴れてくれと祈りながら、ここでしばらく休憩。追いつき登ってくる登山者とあいさつ、さらには雑談を交わしながら、ここまで特急列車のように登ってきた時間とは対照的に、のんびりとした山の時間を楽しんだ。こうしてのんびり出来るのも、日こそ差さないが無風であるお蔭であり、また時間に余裕があるお蔭でもある。そして嬉しいことも、もうひとつ、祈りがまさに通じたかのようにガスがみるみる晴れ渡り青空が広がり始めた。それに誘われるように最後、山頂へと雪を踏みしめながら木道を登り詰めると、そこは雪で覆われた会津駒ケ岳山頂だ!他の登山者と共に登頂を喜び合い、そして青空とも喜び合う。全てが光り輝いて見え、この後も、あまりの気持ちよさに、隣の山”中門岳”へと足を伸ばすのだが、しかし木道に足を盗られてばかりで、また景色も広がることないことから途中で引き返し下山へと向うことにした。だが、その帰路ものんびりで、途中すれ違う登山者と、何度も足を止め雑談を交わしながらのんびりと青空に照らされながらの下山であった。
12時。こうして連続9山の登山の2つ目を無事に登頂し下山した。そして明日から始まる1泊2日の登山に備えて、この後のんびりと鋭気を養う。1時間ほどの昼寝、そして買出し後は、すぐ近くの温泉へと入浴。今になって昨日の峠越えの疲れが徐々に出始めているため、充分に足をほぐしながら身体を休め、そして、その温泉の休憩室で溜まり始めた日記書き。今日中には全て終わらしたく、キャンプサイトへ夕方戻ってからも日記書きに遅くまで専念。そして夕食はこの先、レトルト食が続く為、ちょっと豪華?に餃子を焼いて、さらに精を付け、22時近くまで日記に専念し、どうにか掻き終えて明日に備えて就寝した。
★今日のお食事♪
・朝食 : ごはん・ちりめん・味噌汁
・昼食 :
パン・おにぎり×2・インスタントラーメン
・夕食 :
ごはん・餃子