昨日はなんだか慌ただしく不完全燃焼に終わってしまった観光であり、そして献血であった、今日こそは、そんな気合の入った朝は鈴木さん宅にてヌクヌクした布団の中であった。5時半に起床し、そして温かい家庭の中で朝を迎えるのだが、これにほんと幸せを感じる。当たり前のことかもしれないが、こうした変哲もない朝、これが一番朝らしく、ごはんを普通に食べ、そして顔を洗い、そして家を出る。そんなことに幸せを感じながらも、しかし、空いた時間はやっぱりHP作業に今は没頭しているしかなかった。それでも写真をUPするだけがやっとであり、7時、お世話になった鈴木さん宅を後にして駅へと車で送っていただいた。
そんな先でもまたひとつ嬉しいことが、なんと川村さんが駅で待っていてくれたのだ。こうしてまた温かく迎えてくれ、自分はなんて幸せ者だろうとしみじみ感じながらも、また逆に、だからこそ、もっと頑張らなければとも勇気付けられ、さらにはよいプレッシャーともなり、そんなエネルギーをこうして仙台の地でも続いていった。しかし、そんなみんなも同じようにエネルギーを貰ったといってくれるのが何より嬉しい。人から貰ってばかりでは、ただ人に迷惑を掛けているだけの旅であり、自分では苦痛でしかなく辛さにもなる。そう思うからこそ、そうした言葉が嬉しく、さらには、もっとたくさんに人に何かを、人それぞれであるが感じて貰えたらと思い、今日もまたこの宮城の地でも広報活動をしてみようと思っている。自分は目立つこと、それがはっきり言ってしまえば苦手なタイプで、広報活動なんてガラにもないことであるが、しかし、鈴木さん、そして川村さんにエネルギーを頂いて、そして今日の仙台の1日、さらには広報活動へと向っていった。本当にありがとうございました。
8時。こうしてまた一人へと戻り、昨日のリベンジとばかりと観光再スタートだ!と意気込んでまず向った先は昨日時間的に行けなかった青葉城で、ここでは下からのんびり歩いて散策した。しかし、残念なのが散策というほどの城跡が残ってないことで、建物としては大手門に復元された櫓くらいなもので、何かあるだろうと期待して登った本丸跡地には城の痕跡は全くなく、唯一それを偲ばせるものと言えば政宗公の銅像だろうか、ただ、それを見て、そして同敷地内に建つ護国神社に参拝し城跡を後にした。ちなみに石垣は一部見事に残るみたいだが、現在はそれすら修復作業中で見ることはできなかった。有名な観光地だけに期待した分、拍子抜けしてしまうところになってしまった。
さて、取材後もまだまだ観光を続く。と、ほんとうなら言いたいところなのだが、しかし今日は月曜日であり他の行きたいところはほとんど定休日。昨日に無理して入った市立博物館も定休日であり、今思うと昨日に入ってよかったとホッとしている。しかし、それにしても行ける所が今日はなく、結局はこれで観光を終えてしまうことになってしまった。しかし、この仙台ではもうひとつまだやり残していることがある。それは献血だ。昨日時間を削ってまで必死に行ったはよいが、あまりの混雑の為に出来なかったという悔しさをリベンジ!向った先は一番町献血ルームで昼前には入り、今日は平日のこの時間だけにほとんど居ないだろうと思ったが、それでもそれなりの人が訪れ混雑するほどではないが賑わいを見せていた。そんな中、今回も成分献血♪ありがとうございました。(献血ページ・献血掲示板)
こうしてリベンジを済ませたのだが、しかし今日では問題もあった。昨日夕方出来ていればその後、行動することもなかったのだが、まだ昼を過ぎたばかりの今日、さらには観光を終えてしまった今、この仙台を離れるしかなくなってしまった。いや、先を急ぎたいのだが、しかし体調を崩さないかとやはり心配になってしまうのだが、それでも行かなければと充分に献血ルームで休息をとってから、呼吸が上がらない程度にのんびりと山形方面へと向けて自転車を漕ぎ始め、また道中さらなる休息を兼ねて当初は行く予定ではなかった大崎八幡宮へと立寄ったりもした。ちなみにここは国宝の見事な本殿が迎えてくれるはずであったが、先日に聞いていた通りの修復工事中であった。
のんびりと坂を漕ぎあがっていく。時間的にはこのまま突き進み峠を越えて天童へと入ることも可能だろうが、しかし体力を考えて本格的な上りが始まる峠前までにすることにし、時間に終われることなく、汗をかかない程度に緩やかな坂を漕ぎあがっていった。そんな時である。まるで早すぎるよ!漕ぐのをやめなさい!と警告されているかのように突然の雨が襲う。濡れるのはまずいと思い、慌てて軒下へと避難し、そこで1時間弱の雨宿り・・・ 予報では今日も「晴」の一言のはずなのに、最近毎日雨に降られているような気がし、今回もかなり気も重くもなってしまうが、それでもまだ急いでいないだけまだ助かり、雨が上がるのを待って再出発した。
さて、寝床はどこにしようか、公園らしい公園はなく、駅寝しかないのだろうかとも思うのだが、しかし駅寝だけはどうも好きになれない。人の出入りが多いだけにそこに居るだけで不審な自分物に見られ、また不安を与えてしまうのが辛く自分にはどうも耐えられない場所だからだ。他にどこかないかと探しながらゆっくりと漕ぎあがっていった。そして本格的に峠へと登り始める手前になるだろうか、作並にパーキングエリアを見つけ、よし、そこにしようと意気込んで行ったはいいが、思ったよりも寂しいパーキングエリアで水もなく、結局は最後は屋根を求めて、そのすぐ手前の小さなバス停に寝床を求めることにした。ただここも人の出入りがあるのではと心配したのだが、バスの本数が少なく結局はこの後、誰もくることなく悪くはない寝床となった。いや、正確に言えば一人きた。訪ねて来てくれたというほが正解で、仙台よりバイクで、たぶんこのルートのどこかに居るだろうと探し来てくれたのが岡さん。気温すでに10℃切る寒い中、ひとり震えていただけに嬉しく、また逆に申し訳なくと思いながらも、ここでもお互い震えながらやっぱり旅の話で盛り上がり楽しい時間を過ごすことが出来た。ありがとうございました。
この後はHPだ!と気合が入るが、しかし身体はついて来ず、結局そのまま寝てしまい日記をさらに溜めることとなってしまった・・・ どうしようと悩みながらもこの後、もう起きることはできなかった。
★今日のお食事♪
・朝食 : 鈴木さん宅にて土地のものいっぱいの朝食
・昼食 : おにぎり×2・菓子
・夕食 :
おにぎり・つけもの