今日の移動距離はちょっと少なくして休養。と、言ってもその時間はHPの更新にあてられる。今朝は5時に起床して、まだ、シェフが起きる前からHPの更新作業。こういう時間しか真剣に取り組めないのが辛い。昨日はシェフが起きるのが早かったこともあって、ほとんどHP更新が出来なかったが、でも今日は8時過ぎの起床で、それまでのんびりHPの更新をすることが出来た。ただ、電源が昨日、今日と2日間確保することが出来ず、携帯はもちろんのこと、このPCもバッテリー切れ・・・ もう書こうにも書けず、最後の日記を残して断念せざるえなかった。
さて、シェフが起きてから楽しい朝食タイムが始まる。一人の時のあの悲惨なおかず内容から見れば、もう比にならない豪華でバランスのとれた朝食を今朝も頂く♪ほんとシェフにはお世話になりっぱなしである。ご馳走様でした。そして出発は9時半ごろ、まず、目指したのは積丹岬で、ここも昨日の神威岬と同様に最後、ググッと上るのだが、ここは自転車を下に置いて歩いて上ることにした。急な割には距離が短かったからだ。そしてそのまま岬まで観光なのかなと思いきや、岬方面の遊歩道には展望台どころか、灯台もなにもなくあるのは電波等設備くらいなものらしい。また、誰一人としてそちら方面に歩く人もいない。他とはちょっと変わった岬だ。そして岬とは逆方向に登ったところには、やや不恰好の頭でっかちにも見える灯台がある、こちらは定番コースのようで私も見学、また人道トンネルを越えて”渚100選”にも選ばれている島武意海岸も見学した。
すでに到着しているはずのシェフはまだ見当たらず・・・ 先に近くのキャンプ場を物色していてくれたようで、また、そこにバイクを置いて歩いて、飲む気満々でちょっと送れてシェフは登場した。ちょうど16時、最終案内ギリギリであったが、こうしてどうにか間に合い、さっそく説明していただきながら工場をまわる。さすがに敷地は広く、また設備も驚かされるものばかりだ。その中でとくに驚いたのが、ウイスキー蒸留器の炊き出しが未だに石炭で行なわれているということに驚いた。聞けば、そのような創業当初の伝統を固く守り、そして味も守っているそうだ。ちなみに創業は1934円だそうだ。そしてもうひとつ驚いたのが、その工場見学の充実さだ。ちょっとしたビデオが各所に置かれ、また、専用博物館で、多数のウイスキーに関わる資料が展示されていた。じっくり見れば半日は掛かってしまうだろうと思われるほどの施設で、ここを私たちは閉館が迫っていることもあり、1時間弱で見学と慌ただしく通り過ぎてしまい、ちょっと残念ではあったが、でも、工場を詳しく係りの方が説明してくれたので短時間でも充分に知ることが出来た。また、このウイスキー工場、ある意味、化学工場でもあり、自分の元の会社と同じ職種でもある。そんなことから、この蒸留器や付属設備など、気になるところは多く、そんな見方でもとても面白く興味深かった。
さて、最後はお楽しみ試飲タイム♪空腹にも関わらず、ここではウイスキーをロックでガバガバと飲んでしまい、もう帰るときにクラクラ・・・ 時間ももうほとんどなく、ちょっと慌てて飲んだこともあり、余計に酔いのまわるのも早く、2人して顔を真っ赤にしながら後にした。ありがとうございました。
このあとはスーパーで買出しをし、そして工場で買ったウイスキーを片手にキャンプ場へと戻った。ただ、キャンプ場といってもここはただの浜・・・ さすがに風も強かったこともあり、すぐ前の公園へと移動し、そこのちょっとした遊具の軒下に2人テントを張った。なにしろ雨がまた降り始めてきたのだ。実は今朝も雨がパラパラと降り、そして昼間も何度か降られる始末である。カッパを着るまででなく助かったが、それにしても北海道に入ってから雨に悩まかされっぱなしである。自転車のザックカバーをまだ一度も外したことがない有様だ。でも、こんな悪天な夜も、1人ではなく2人だから気の滅入ることなく楽しい。それにしても、こうしてもうシェフと3泊目である。チャリとライダーと大きく違うのに・・・ いやいや嬉しい限りだ。こうして今日も豪華な晩ご飯と共に、ウイスキーも進み、今日もそれほど飲めない私的には大いに飲み、そして酔っ払い、22時にはすでに就寝してしまっていた。
★今日のお食事♪
・朝食 : ごはん・目玉焼き・卵スープ
・昼食 : パン×2・菓子
・夕食 :
カレイ・野菜炒め・スープなど