車輪人の自転車日本一周・登山の旅 車輪人の自転車日本一周・登山の旅

2003年 6月19日 (木) - 347日目

天気 : 曇時々晴

体調 : 良好

宿泊地 : 豪華ホテル!

本日の移動 : 秋田市~(電車&車)~田沢湖・乳頭温泉・角館市~秋田市

走行距離 : 0.0km

累計距離 : 15,077km
本日の出費

食費 : 1506円

観光費 : 0円

宿泊費 : 0円

雑費 : 2230円

費用詳細 : 雑費:電車運賃(秋田~大曲・角館~秋田)

現在地 : 秋田県秋田市  ( 全走行図 )

あれれの乳頭温泉

 1本の電話が行き先を変えた。当初の予定では、いや、予定もなにも決まってなく、それなら城下町があるようなので”亀田”に行こう!距離もそれほど遠くないしね、とそう昨夜決めたばかりの予定なのだが、今朝もいつものようにセッセと日記を書いていると、先日一緒に鳥海山を登ったオンタさんより電話がはいり、「角館はお勧めだよ!よかったら観光案内もできるしね♪考えてみて。」、そんな一本の電話から、思いもしなかった角館へと電車で2人、揺られていた。

 今朝も6時からいつも通りに日記と格闘、そして出発は9時。駅まで10分ほどの道程を朝の市内の様子を楽しみながら歩いていったのだが、でも駅へと到着してからはそんな余裕は全くなくなる。なんせ電車をほとんど利用したことのない私、そして沖縄には電車はなく、学生のときの修学旅行以来2度目の電車だという登川さんとの旅だ!大曲までオンタさんが迎えに来てくれるとのことで、そのまでの乗り換えもない旅であったが、でもホームでもウロウロ・・・ 電車の前でもウロウロ・・・ 結局、車掌さんに聞きながら何とか乗車するしまつであった。いや、電車の前に来ても実は乗れずに焦ってしまう始末なのだ。乗ろうとすると扉が閉まってしまったではないか!「えー!まだ時間があるはずなのに!!」と冷や汗物で、翔ける様にまだ開いている扉を見つけて向うが、でも扉をよーく見ると・・・ ”押してください”というボタンが、なんと半自動ドアで自分で”開”のボタンを押して入るという、たぶんこの寒い地ならでわの仕様だろう。後で聞いた話なのだが、さらに数年前までは完全に手動で、自分でこじ開けるという扉だったそうだ!もし今もそうだったら、「開けてくださーい!」と叫んでいたところだろう。

 電車に揺られてホッと一息。でも登川さんにとっては驚きの連続であった。電車自体ははもちろん、さらには擦違い時、そしてトンネルと、そして外は広がる田園を見てはため息の連続といった感じであった。沖縄にはほとんど田んぼがないのだ。 そして私自身も山間の電車は始めて、「おおー!電車が登っていくよ!」と感激しながら2人、馴れる電車ではしゃいでいた。

 大曲の駅ではすでにオンタさんが迎えに来てくれ、再会を喜びあった。「数ヶ月後の帰路でまた再会できるかな?」そう先日話していたところなのに、あれからたった2日、こんなに早く再会できるとは!予想もしなかった再会だけに喜びもまた大きい。ほんと分からないものである。こうして今日は3人となってさらに楽しい旅が始まった。まず案内してくれたところは車ならではの機動力、田沢湖だ。以前に1度、車で来た事あるところなのだが、でも、今新たに見た湖はその記憶とは全く違う美しい青さを見せる澄んだ神秘的な湖であった。前は「何もない普通の湖だなー」とただそう思っただけなのに、今は何がそう思わしたのだろう。湖が変わったのか、いや、そんな事はないだろう。やっぱり自分が変わったのだろう。いつまでもそこに居たいほどその美しさに惹かれていた。もちろん登川さんも同様。その神秘性に魅かれ、また湖そのものにも無いだけに驚いていた。食文化も全く違うが、こうした自然も驚くほど違い、当たり前と思っていることが嘘のように覆される。またその逆に、沖縄で当たり前のことがこちらでは驚きの連続である。改めて日本の広さるひと時だった。

今日は電車で移動
真っ青な田沢湖

 田沢湖湖畔で豪華昼食だ~!オンタさんのお勧め品がずらりとテーブルに並んだ。もう食べる前から舌を唸らせた。もう笑顔の耐えなく、そして頬はもう緩みっぱなしの昼食で、これなら登川も納得の料理だろうと覗くが、当の本人は「うーん・・・」といった感じで今日も食で楽しませることはできなかった。やはり食文化の違いからか難しいのだろうか・・・ それにしても「悔しい~!!」そう思いながらも、この豪華昼食をおもいっきり楽しんでいた。

豪華に昼食♪
オンタさんよりご馳走
味噌きりたんぽじゃー
岩魚♪

 さてさて、この後も思いがけない旅はまだまだ続いた。なんとさらに車は秋田から離れ今度は乳頭温泉は鶴の湯へと車を走らせてくれた。ここはもう前々から行きたかっただけに、また、今回の自転車の旅ではどう頑張ってもコース的に行けなかっただけに喜びは一塩!さらにはこの温泉自体も沖縄にはないので、登川さんにぜひ体験してもらいたいという思いもあり、この秘境の湯なら大満足してもらえるだろうと、「こんどこそ!」とワクワクしながら車に揺られていき、そして最後はダート道を飛ばして、いかにも秘境という奥地まで入ってようやく到着した。

秘境!乳頭温泉
 いろんなパンフレットで登場するあの憧れの場面が目の前に!今回はこれないと思っていたこともあってもう感激してばかりいた。そして登川さんもここでは私と同じようにはしゃいでいた。もう電気も何もない秘境の地。藩政時代(秋田藩主)の湯治場として利用していた時の名残であるという長屋が今も残り、宿として赴きある温泉地を作っていった。電気は発電機で起こし、深夜は囲炉裏を囲んでランプの光で過ごすというところで、いつか泊ってやる、そんな思いで今回はその秘湯を存分に楽しんだ。乳白色の硫黄泉、もうこれこそ温泉だという硫黄の臭いが辺りをたちこめ、そして赴きある家屋と渓谷美を眺めながらの入浴♪何箇所もある内湯、そして外湯と存分に楽しみ、そして登川さんもここでは大満足の温泉ツアーであった。入浴後はビールで最高の極楽気分まで味わい、後ろ髪引かれる思いで後にした。

 「うーん!」と唸らせるほどの観光はまだまだ続く。この乳頭温泉の規模は大きく、幾つかの温泉がかたまっての名称だ。趣があり良いところということで、さらに山の上へと車を走らせて黒湯へといってくれた。さすがにもう入浴する時間もないが、こうして触れているだけで楽しい♪もう驚きの連続で源泉を見てまわった。

 オンタさんありがとうございました。いや、逆にごめんなさーい!仕事の合間の案内の為に、さすがに温泉まで一緒に入ることが出来なく、さらには写真撮影に没頭させてしまった(汗) 今度は一緒にもっとゆっくり!!ちょっと申し訳ない旅となってしまった・・・

鶴の湯入浴!
内湯もいいいね~
鶴の湯です
ありゃ?!激写・・・
入浴後は?!
鶴の湯全景
今度は黒湯散策
黒湯も素朴でいいところ♪
黒湯の源泉

 さあ、最後の観光は車を戻して角館だ!でも、ここで仕事に戻る為にオンタさんとお別れである。次こそはお酒を囲んでのんびり楽しもう!そう約束し、もうお世話になりっぱなしのオンタさんと最後に痛いほどの力強い握手を交わし走り去った。寂しさが込み上げるが、こうして出会えた喜びも感じ、さらには次の再会の期待をさらに高め、また今後の楽しみを増やし、角館観光へとスタートした。

 さすが小京都!いや、小京都というには勿体無いほどである。小規模な京都というよりも、ここならでわの良さがいっぱい!♪とくに武家屋敷は見もので、ズラーと果てしなく続き、そこを樹齢週百年という天然記念物のシダレザクラが覆う。満開の季節なら目を見張る美しさだろうが、でも今は今で新緑の青々とした水々しさで、またその良さがあった。ここでも、もう登川さんと共に惹かれっぱなし。建物はもちろん樺細工などの工芸品にも魅かれ、いくら時間があってもたりないほどである。並ぶ漬物を試食し歩いたり、和菓子やお茶を堪能したりと、ここでもちょっと豪華に角館を満喫して17時半ごろ、駅へと帰路についた。さすがに2人、もう観光疲れでヘトヘト。もう充実しすぎて困ってしまうほど、この秋田を楽しみ大満足の一日であった。これはもうオンタさんのお蔭である!ほんとうにありがとうございました。

 帰路の電車は新幹線”こまち”が行き交うばかりで普通列車はその合間に申し訳なさそうに僅か数本挟むのみであった。この時間割にはさすがに驚き、また1時間待ちということになってしまったが、でも、のんびりした時間をここでは楽しみ、本を読んだり、パンフレットを見たりと外のベンチで時間を忘れて楽しんだ。ただ、時間を忘れて電車に慌てて飛び乗ることになってしまった。気付けば出発もう2分前!急いで改札に駆け込もうとするが、当の登川さんはそれほど焦ることなく、また走ることも無い。2分前と知っていても「沖縄時間だから」と平然としていた。だが、最後は走って駆け込むという慌ただしい乗車となってしまった。それにしてもこの”沖縄時間”というのは凄い!自分も何度かこの沖縄時間に悩ませれたほどで、時間があって無いようなものなのである。定刻できたことがあるのだろうか?そう疑いたくなるほど時間にルーズである。でも、それが沖縄の文化であり良さのひとつなのだろう。

 この後の乗換えは無事に済ませて21時頃、ホテルへと無事に戻った。夜は日記の更新、そしてラジオの収録、そして深夜はお互いの哲学?のぶつけ合いと疲れていながらも楽しい時間を過ごし、就寝は2時過ぎとなってしまった・・・

角館の武家屋敷
武家屋敷・石黒家
樺細工を物色中の
登川さん
枝垂れ桜と武家屋敷
人力車も!
こちらは松本家
岩橋家でーす
うーん、壮観♪
武家屋敷散策は続く
(河原田家)
小田野家で一休み♪
うーん・・ 重い・・・?!
(西宮家)
風流に茶菓子を♪
美味です
小京都を楽しむ
安藤醸造元

 ★今日のお食事♪
 ・朝食 : パン×2
 ・昼食 : 稲庭うどん・きりたんぽ・岩魚・和菓子
 ・夕食 : コンビニ弁当・菓子




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