さあ、明日は家族が遊びに来てくれる日だ。こちらでみんなで旅館で1泊という予定だが、まだ宿も観光行き先もなにも決まっていない。そして自分もどこまでいって、どこで待てばいいのかも・・・ 今日はそんな旅プランを夕方近くまで必死で取り組んでいた。ただこういうことはそれほど嫌いではないので逆に楽しい時間となった。
そんな今朝は6時に起床。さっそく24時間開放の休憩所で日記の更新。そして食事はと言うとお菓子の軽食ですませた。食糧が底を尽きていると言うこともあるが、どうしてもこのような道の駅&軒下泊だと自炊する気が失せてしまう。場違いと言うこともある。やっぱり芝生広がる公園などで、青空の下のほうが楽しく自炊しやすいのだ。だが、今朝は何時振るかも分からないほどの重い空模様。予報では午後から晴れると言うが大丈夫だろうか・・・ ちなみに今日の予定では庄川までなのですぐ近く、のんびり朝の読書を楽しんだ後、9時ごろ出発した。
まず最初に向ったのは”高岡城跡公園”で、広大な敷地が広がり、そして大きな水堀が張り巡らされていた。水鳥たちが集うのんびりした公園だが、かといって何もないわけではなく文化施設もいっぱいでこれが意外と楽しめる。まず迎えてくれたのは昭和初期建造という蒸気機関車。運転席にも入れたので、そこでさっそく車掌気分♪そして今度は無料動物園。ここでは愛嬌のあるそれぞれ個性的な動物達が迎えてくれた。餌を必死で待つペンギン。ボーッと置物のようなフクロウに、求愛行動溢れるクジャク。そして前が見えているかと心配な羊。他にも鳴きうるさいフラミンゴや、猿など動物達がいっぱい!こういうところは見てきてないだけに思いっきり楽しんでしまった。
この後は嬉しいことにまたも無料・市立博物館、それでいてなかなか詳しく郷土について展示されていたのが嬉しかった。そして最後は本丸付近に建てられていた”射水神社”で参拝して、こうして城公園を周遊し後にした。
城下町にも見所いっぱい。三大大仏のひとつ”高岡大仏”、格子の家並、赤レンガ銀行、そして、前田家の菩提寺であり国宝でもある”瑞龍寺”、ただここは有料のために迷ったが入館を断念した。これら、城下町をのんびり散策し、そしていよいよ冒頭にも書いた”お出迎え”の本格的作業開始!まずは情報収集のために本屋さんへ。さっそく旅館情報を収集しながら、自分の旅が掲載された”山と渓谷”を嬉し恥ずかで見たり、今後の旅の観光地を散策したりと大忙し。1時間半ほどここでのんびり過ごして、今日の寝床を予定している庄川温泉郷へと向った。
”カイニュ”と呼ばれる屋敷林に囲まれた農家が点在する田園風景をみながらのんびりと走り抜けて、当初お出迎えを予定していた庄川温泉の町へと入った。なかなかいい感じの温泉旅館が立ち並んでいたが、でも、温泉街という雰囲気はなく、また、外で散歩という感じでもなく、風情にやや欠けているのが残念だった。水記念公園も、どうも小雨降り始めた天気のせいか、寂れている感じがした。旅館案内所もない。なんだか、あまりこころ弾まず、改めて本屋でガイドブック見ながら考察。車での移動なのでやや遠くてもOKということで、”湯涌温泉”、”宇奈月温泉”を他に候補に上げた。どちらも捨てがたいところだが、自然の中がいいということでトロッコ電車走る黒部渓谷麓の宇奈月温泉に決定!ただ、それまでの過程、参考になるのが本屋での立ち読みしかなく、やや苦労してしまい時間がかかり、すでに旅館に予約を入れたときは19時近くになってしまった。
でも、それまでただ本屋で検討していたわけではない。この庄川付近をちょっと観光♪100名水のひとつ”瓜裂清水”を頂いたり、また越中一向一揆の拠点として名高い”瑞泉寺”に立寄ったり、最後は木彫りの里へ寄って、そして明日の迎えに便利なように、また溜まった写真をUPできるようにとAirH圏内である街中を目指して砺波市街にあるチューリップ公園へと向った。さすがに大きな公園でどこで寝ようか迷ってしまうほど。天気予報は大きく外れて未だに霧雨が降ったり止んだりの天気のために軒下を見つけてそこで落ち着いた。近くのスーパーで買った久しぶりの半額弁当を夕食とし、PC、読書等しながら夜を過ごして22時頃就寝した。
さあ、明日”お出迎え”。どんな一日になるだろうか、今からもう緊張してきている(汗)
★今日のお食事♪
・朝食 : バウムクーヘン少量
・昼食 : コンビニ弁当
・夕食 : 店屋物×2