”病は気から、最近、お風呂に入れてなかったので今日が久しぶりのちゃんとした入浴だった。さすがに極楽としか言いようのない気持ちよさ、そして身も心までもがスッキリした。そのおかげで昨日のだるさもすっかりなくなった。やはりベトベトした汚い身体では心も身も病んでしまうだろう。入浴の大切さと良さを改めて感じた。
そんな今朝は5時半の起床。昨夜、日記を全く手につけてなかったために朝から大忙し。身体の不調は胃がやや重い程度であり、昨日のようなだるさはなかった。ただ気を重くしていたのは今日の天気。昨夜から降り続く雨は今もシトシトと振り続けていた。上がる傾向なら嬉しいのだが、今日も明日も”曇雨”の予報・・・ 「せめてこのまま小降りで!」、そう願いながら日記の更新を続けた。
9時には全て終えて出発!カッパを着ての重苦しい出発であったが、嬉しいことに漕ぎ始めるとほぼ同時に雨は止みんでくれた。いつまた降り始めるか分からない空模様だが、こんな嬉しいことはなく、軽快にまずは能登島へと向った。とくに島でどこかに立寄るというわけでもなかったが、2つの陸とを結ぶ橋を渡って見たい、そんな安易な考えでの島走行。なんだか島と思うだけで嬉しくなってくる反面、意外なアップダウンの多さにややうなされた。
島を抜けていよいよ、待ってました!の和倉温泉♪ただ心配なのはまだ午前中というこの時間に温泉場が開いているかであった。電話で聞いてみると嬉しいことに他では珍しいのではないかとも思う、朝7時からの営業、さすがは温泉街!♪高級ホテルや旅館が立ち並ぶ中を走りぬけ、そして迷いながらも”七尾温泉総湯”に到着~♪町のいたるところから温泉が噴き上げ、その湯量の豊富さを物語りっていた。さらには飲み場や温泉卵作り場も各所に設けられていて、さっそく飲んでみると・・・ 「しょっぱ!!」、そう、ここはよく温まると言われる”食塩泉”!そんなお湯にのんびり浸かって身も心もスックリさせて気持ちよく後にした♪
この先の走行は嘘のように快適そのもの♪気持ちよく城下町・七尾市へと入りそしてさっそく小丸山城跡、そして、ちょっと山側へと寄り道して七尾城史資料館と見学し、さらにそのまま気持ちよく走りぬけ氷見市へとめざし漕ぎ進めた。
国道をやや追い風にあおられながら気持ちよく南下♪途中、”大境洞窟”を見学し、そして当初の目的地である”道の駅・氷見”へと入った。ここまであまりに快適に来てしまった為にまだ15時前。まだ身体のほうは快調ではなく、予定通りここで終えようかと、迷いに迷ったが、あまりよい寝場所でもなかったこともあり、もう少し先へと進むことにいた。
”桜谷古墳”、・”義経社”など見学しながら海沿いの道をひたすら進む。快晴ならここからの展望は最高だそうで、海越しに3000m級の山々が連なるのが見えるらしく、このような景色は世界でも数少なく珍しいそうだ。が、今日のこの生憎の天気では残念だが眺めることが出来なかった。
伏木の町を抜け、そして新湊市の旧街道へと入った。地図を見てちょっと面白そうな観光名所がありそうだと思い旧道へと寄り道してみたのだが、ここで思わず収穫♪なんと春季祭り(獅子祭り)の最中であった!町の至る所で獅子が暴れ、そして祝い事のあった家々の前で踊る。時には天狗、時には武者と戦い大迫力!もうすっかり魅せられてしまった。この祭りだけは、実際に見てみないと分からない。資料や映像ではこの迫力を伝えることが出来ない、実際に見た人でなければ分からない良さがあり、またそこに、自分の見てきた日本の歴史・文化の答えがあるような気がした。ちなみに川を挟んだ伏木の町も今日は祭りだと言う。そちらは今回は”山(山車)”が出て盛大に行なわれるそうで、こちら新湊では秋季祭時に行うと言う。残念ながらもう伏木は過ぎてしまい、この何時降り始めるか分からない天気で夜遅くまで観光するわけにも行かず、やや悔しい思いもしながら、そのまま寝床探しへと向かった。
最後に通り道沿いにある”義人漁民塚”・”東橋”・”海王丸”と見学して、そして寝床は道の駅・カモンパーク新湊へと求めた。ここには嬉しいことに24時間開放の休憩所があり、そこの温かい室内で、さらには降り始めた雨にも濡れることなく快適にPC作業&読書、そしてさらには食堂で豪華に夕食♪快適&贅沢三昧で、22時頃、建物の人目の付きにくい静かな裏側の軒下にテントを張って23時頃就寝した。
★今日のお食事♪
・朝食 : 菓子パン×3
・昼食 : 菓子パン×2・コンビニ弁当
・夕食 : 奮発!豪華に餃子・ラーメン定食