車輪人の自転車日本一周・登山の旅 車輪人の自転車日本一周・登山の旅

2003年 1月2日 (木) - 179日目

天気 :

体調 : 良好

宿泊地 : 阿蘇ライダーハウス

本日の移動 : 阿蘇町

走行距離 : 35.4km

累計距離 : 7,429km
本日の出費

食費 : 2175円

観光費 : 100円

宿泊費 : 700円

雑費 : 0円

費用詳細 : 宿泊費:阿蘇ライダーハウス、温泉:大阿蘇

現在地 : 熊本県阿蘇町  ( 全走行図 )

03年スタート

 自分の中では今日、新しい年を迎える。そう強い気持ちの中、まだ暗い6時40分頃に起床。未だ寝静まっているRH内でただ一人準備をすませて、7時15分に出発した。

 今朝の阿蘇山山頂付近はどんよりとした雲に覆われていたが、でも、日が昇れば晴れてくれそうな雲でもあった。それを期待して、凍える寒さの中、阿蘇に向かって必死に漕いだ。そして時期に朝日を迎えて、自分の中での”03年がスタートした。そして今年の自分に対する”抱負”、”目標”、”課題”そんなことを一人考えながらひたすら阿蘇に向けて走った。

 途中、コンビニで朝食と昼食用のパンを買って食べる。お腹も満たしていよいよここから本格的なのぼりだ。こうして一人必死になって登るのも久しぶりだ。お遍路を終えてからは大した坂も越えてなく、ただ肉体的にはダラダラと走ってきただけに、今日のこの自分自身と戦うこの登りが辛かったが楽しくもあった。そして自分自身と戦うことによって自分を見つけなおすことも出来たような気がした。

朝はどんより
雲が覆う・・・
登山口付近より
久住山を望む
登山口付近より
阿蘇山
寺院?
登山口にて
日に染まる

 こうしていろいろ考えながら登っていると時間がたつのが早い、あっという間に仙酔峡に到着。ちょっと早くつ着きすぎて寂しいきもするほどだった。しばらくここで休憩後、新たに気を引き締めて、9時に今年初の登山へと出発した。

 最高峰、高岳に向け、バカ尾根を登り始めて10分ほど、すぐに雪と氷に覆われた登山道となり、すぐにアイゼン装着(爪)。そしてガツガツと真っ白い山を見上げながら気持ちよく登っていくと、前方に人影が・・・ やっぱり他にも登る人いるんだな~  っと思いながら登っていくとすぐに追いついた。そしてみるとアイゼン(爪)無・・・ それはあまりに危険では?!っと思いながらも、かるくあいさつを交わすだけで先へと急いだ。

 振り返ると、懐かしい景色が広がっていた。一昨年の夏に一度この道を歩いたことがあるが、そのことを思い出しながら、そして今の自分と比べながら登って行った。

いえぃ♪
バカ尾根にて
噴火口方面
外輪山と久住山
火口付近
バカ尾根挑戦中

10時15分、無事に高岳に登頂。夏の景色とは一変、そこはすっかり冬山の景色となっていた。そして、その山頂にひとり満喫の時間を過ごした。ただ、風が強い事もあって寒いこと寒いこと!あまりの寒さにとてもジッとしてられないほどだった。それほどの寒さだったが、でもこの今年初の山頂を少しでも満喫しようと、その寒さに耐えながら昼食用にと買ったパンを摘んでいた。

 十数分もすると火口方面から登山者が続々と登ってきた。そしてなんとこの方々もみんなアイゼン無・・・ アイゼンを付けているのは自分だけで恥ずかしく思えるほどだったが、でも、恐々降りていく姿を見ていると、付けていないのがバカらしく思えた。ほんとうにこの人たちは無事に全員降りられるだろうか・・・? っと心配しながらも、下山へ火口方面へと10時45分出発した。

高岳山頂にて
祖母山を望む
高岳山頂より
火口方面
高岳山頂にて
中岳山頂にて
中岳より高岳を望む
中岳より
久住山方面

 アイゼン無で下山、そして登っていく何人もの人とすれ違い、追い越しながら順調に下っていき、そして中岳山頂へ。ここからの砂千里、火口の展望は迫力満点!さらに気持ちよく火口まで下っていくと、ようやく雪もなくなりアイゼンを外した。

 この先は一般的には登山口仙酔峡までロープウェイで行くのだが、でも私の場合はもちろん歩いて下る。この登山道は遊歩道となっていて、しっかり整備された道ではあってが、意外に雪が残り、そしてアイスバーンが多く残っていたために、仕方なくまたアイゼン装着。これさえ付ければ跡は楽に下山することができた。11時45分、無事に元の仙酔峡へ下山した。

阿蘇・噴煙上げる火口
砂千里と火口
高岳を見上げる
大きく噴煙を上げる
下山後、火口を見上げる

 こうして今年初の登山を終えて、帰路はちょっと急ぎ気味でRHへと走った。お昼頃出発すると言っていた”よねっち”達を見送りたかったからだ。必死で必死で漕いで向かったRHであったが、残念ながらその駐車場にはそのバイクは見当たらなかった・・・

 がっかりしながらも、RHの他の人たちに温かく迎えられて、ようやく暖かい部屋の中で落ち着く。そしてそこで聞いた話が、なんと”よねっち”が忘れ物をしてしまったために戻ってくると言う。もちろん気の毒に思ったが、見送れることが嬉しくも思った。

 帰ってきた”よねっち”に固い握手を交わし、そして次の再会を約束して見送った。こんど会える時が楽しみだ。

 このあとはみんな出発してしまいRHでひとりお留守番。ちなみに”えせかつ”達3人は阿蘇の草千里までサイクリング。みんなの帰宅までは昼寝したりHPを更新したりして、のんびりした時間を過ごした。

 5時過ぎに”えせかつ”達が帰宅。すぐに買ってきてもらった夕食を食べながら今日も宴が始まった。もうそれからは、ひたすら飲み続け、1人、2人と脱落していき、最後には”えせかつ”と2人だけに、それでも飲み続け、3時ごろまで飲んで話して、楽しい時間を過ごし、そのまま談話室のコタツの中で寝てしまった・・・

『ねこの密告』
 朝起きたらしんちゃんはもう出発していました。だから、今日のしんちゃんはヘタレじゃないなぁ、と思ったんです。

でも、やっぱりヘタレはヘタレでした。

 正午にに帰ってきたのに日記はちっとも進んでおらず、お酒ばっか飲んでただの酔っ払いでした。グラスが空くと、『うぃ~酒!』の繰り返し。おまけに完璧なるオヤジ口調。そんなんが12時まで続き、現在二時半。やっとこさ今日の日記が完成しそうです。。。




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