峠、アップダウンの連続で今日はほんと辛かった～ それもお遍路しなければ、こんな峠をいくつも越える必要がないだけに、お遍路のきつさを味わった一日だった。
今朝は６時に気象。かなり冷え込み寒い朝だった。そして昨夜から降り続く雨は未だにやまずにいた。そんな寒い朝ではあったが、励ましあい、そして共感し会える小池さんがいるおかげで、寒さに負けずに頑張れた。まだ暗いうちから昨夜の鍋を暖め、そして楽しい朝食会♪朝からまた会話も弾んで楽しいが、でも冷たい雨は止まずに、なかなか出発できない。でも、そんな時間も二人の会話であっという間に過ぎていき、そして１０時過ぎになり、雨は止みいよいよ出発！っと言いたいところだが、私は昨日、酔ってそのまま寝てしまっただけにまだ日記を書いていない・・・ 小池さんを見送って私はＨＰ更新作業へ。そして遅れること１時間ちょっと。１１時半にようやく出発した。
まだ、いつ雨が降り出すか分からないような不安な天気の中の走行。道はもう最初から登り道となったが、緩やかな上りのためにそれほど苦にもならずに進むことが出来た。でも、やっぱりのぼりだ。この寒い日でもやっぱり汗をかいてしまう。暑いがちょっとでも休憩するとすぐに寒くなるため、ひたすら上っていくしかない。まず目指すは真弓峠だ。そんな途中、あるクレーン車がとまり、声を掛けてきてくれた方が、名前は”村上さん”仕事に向かう途中の忙しい中、声をかけてくれたのだ。嬉しかったです。ありがとうございました♪
こうして元気をもらって、そして無事に峠越へ♪そして寒い寒い下りへと入っていった。上着を着ればよいのだが、汗をかいているために、その上から着たくないという理由から、寒さを我慢してどんどん下っていく。そしてその途中から４４番・大宝寺へ向かうため国道３３号へと入るのだが、またここから上りとなった。急な坂ではないが、でも、ひたすら上っていく。うーん 辛い！！それでもなんとか上りきって、そして寺への坂を上って１４時４０分ごろ大宝寺へと入った。このあといつもの参拝を済ませ、そして朱印というところで、なんと渋滞・・・ ちょうど団体さんが前に入ってしまったためだった。身体はどんどん冷える。そして時間もどんどん過ぎていく。こんなことで今日、無事に４５番岩屋寺をまわって帰ってこれるだろうか。今日の予定ではこの後、岩屋寺へ行き、またピストンでこの久万町まで戻ってきて、近くの久万公園で寝ようと思っている。はたして間にあるだろうか・・・
ちょっと時間が掛かってしまったが、無事に朱印をすまして出発。そしていきなりキツイ坂から始まった。もう体力の限界の近いことを感じながらも必死で力を振り絞り登っていった。ようやく上りきったと思ったら、こんどは長い長いくだりであった。これをピストンで帰ってくると思うと辛い。はたして頑張れるだろうか・・・ そう思いながら、そして寒さで震えながら下っていった。ようやく下りも緩やかになり、安心したとたんまた上りへと・・・ もうヘトヘトだったが、でも帰りのことを思えば楽である。それを励みに上っていくと、また長い長いくだり・・・ もうあまりに下るためにピストンで戻るのを断念・・・ このまま岩屋寺を越えて美川村まで出ることにした。やや遠回りにはなってしまうが、こちらの方がかなり楽そうである。それに、小池さんもこの美川の道の駅に泊るということだったのでまた楽しい夜にもなりそうだ。
長いくだりを下っていくと、ようやく右側に岩屋寺が・・・ でも、またそこからがきつかった。今度は寺まで長い階段を上っていくのだ。体力のつらさ、そして昼食抜きでここまできたため、空腹との戦いもあった。でも、たくさんのお遍路さんと励ましあいながらなんとか上りきった。さすが岩屋寺というだけあって、巨岩沿いに建つ、迫力満点の寺であった。そんな岩のインパクトが強く、忘れることの出来ない寺の一つになりそうだ。
