昨夜は、かなり遅くまで更新作業に時間がかかった。明日からはまたキャンプ場に入るためにたぶん電源は確保できないだろう。また、また登山するために、さらに日記が溜まってしまう。そのため今夜中にやらなかればと必死になって眠い目をこすりながら更新した。
終わったの時には3時をまわっていた。そして倒れるように就寝・・・ ・・・そして起床は5時半、店前にテントを張ったために早い時間に撤収しないとまずいからだ。でも、撤収後、また道の駅のベンチにて就寝・・・ さすがに騒がしくほとんど眠らなかったが、それでも10時ごろまではゴロゴロそていた。
ようやく10時に出発。まずはすぐ近くのスーパーへ。登山用品を買いあさった。1.4kgの大きさの無洗米しかなかったがそれでも、あってよかった。割高になったが2袋買い、そらにレトルト食品、そして行動食用に、チョコレート、カロリーメート、そして少量のお菓子を買った。買い物籠いっぱいだ!レジに持っていってビックリ!6千円を越えるとは予想以上の金額だった。
自転車はまたかなりの重量になったが、財布だけは軽くなって、いよいよ登山口である新穂高野営場に向けて出発した。およそ距離は10kmの道のり。坂はそれほどきつくなくて助かったが、それでも重い荷物を持っているだけにしんどい。今回も休憩しながらののぼりとなった。
この道中には4つの寸志や無料で入浴できる温泉がある。さっそく今日はその道中にある、一番大きい規模の露天でもある”新穂高の湯”に入浴しようと、まずはそこを目標に必死で漕いだ。
ようやく到着。ふと駐車場に目をやると、資料館らしき建物が・・・ ”砂防資料館”、無料で見学できそうなんでちょっと覗いてみることにした。砂防ダムはよく目にするが、実際にどんな機能を果たし、どのようにして作られているのはか、あまり知らない。この地域には無数に砂防ダムが建てられていた。そして今でもさらに建造が進んでいるという。大きな原因は、この荒々しい北アルプスの麓の町と言うことで、一度大雨が降ると土石流となりやすいためだった。そしてさらには焼岳の噴火に備えての土石流対策でもあった。そして実際に、過去、何度この町は被害にあっている。そんな町の苦労をも見た。自分の町では土石流の心配などはないために、無知だった分、とても勉強になった資料館だった。
見学後はいよいよ”新穂高の湯”へ。この露天は河原にあり道路上から丸見えの位置にある。ちょっと恥ずかしい温泉だった。上から覗いてみると、Tシャツ等を着たまま入っている年配の女性の方二人と、5人ほどのグループの高校生だろうか、みんな水着を着用してプール感覚で入っていた。そうなると、みんな水着着用となる。温泉なのに・・・ 自分だけ裸は恥ずかしい・・・ 温泉なのに・・・ と思いながらも、仕方なく勇気をもって入浴した。すぐに男の方が裸で入って来てくれて助かった。そしてじきに高校生グループも上がって行ったため、ようやく温泉雰囲気となって落ち着いた。この温泉はぬる湯でのんびり入ることができた。また大量の噴出量でこのあたりの河原までもが温泉化していて、川にも入浴できたほどだ。そんなちょっと変わった温泉を楽しんで後にした。
入浴後、またひたすら目的地に向かって漕いだ。そして思っていたよりは楽に新穂高バスターミナルに到着。ここで、おじさんに餞別だといってバナナやトマトを頂いた。なんでも息子さんが過去に同じように旅をされたとかで・・・ ありがとうございました。
そして今日の野営場(キャンプ場)へ向かおうと詳しい場所を聞くために観光案内所へ。するとなんと8月いっぱいですでにシーズンオフとなったそうなのだ。お金を払わずに利用できるので嬉しくはあったが、なんと水が完全に止められていて利用できない。もちろん電気もつかない。そんな不便なところでもここに泊るしかないので利用することにした。水は5分ほど歩いた観光案内所から汲んでくる。誰もいない静かな森の中もキャンプ場だ。あまりの寂しさに今日、このまま1時間ほど歩いた山小屋のキャンプ場まで行こうかとも考えたが、さすがに落ち着かないし、山の谷へ入るためHPの更新も出来なくなるだろう。しかたなくここで1泊。ほんとうは良いところなら2泊してゆっくり体を休めようと考えたが、さすがに寂しいので明日から登山に向けて出発することにした。やや天気は下り坂でもあり、本当はやっぱり明後日から出発したかったが・・・ 今夜も天気も心配で、屋根付の倉庫前の土間へテントを張らせてもらった。シーズンオフだからこそ出来る屋根付の設営だ。寂しく夕食をとって明日に備え、早い就寝となった。