昨日の日記でも書いたように今朝は朝から昨日の日記の更新作業を行った。電源を拝借できたのはよかったのだが、残念ながらAirH圏外で携帯からの発信となってしまった。8時頃にようやく作業が終了して出発した。
今日は八ヶ岳横断道路である麦草峠までいくつもりだ。なんでも国道で2番目に高い峠だそうで標高2127m!!なんと先日登った富士5合目よりも高いのだ。それも今回は富士と違い荷物もフル装備だ。そのため、富士山以上に苦しめられそうだ。
美し森は標高約1500m。そっから気持ちよく野辺山へと下る。野辺山では鉄道最高所の碑×2を見学。そして最高所の駅である野辺山駅を見学して先を急いだ。電波望遠鏡も見学したかったが、以前に行ったことがあるし、時間にそれほど余裕もないのでパスすることにした。野辺山から小海町まではさらに下ることになる。最終的には約1000mまで下っていよいよ麦草峠への登りに差し掛かる。
最初からけっこう急な登りだ。天気もよく日差しが暑い・・・ また木陰で休憩しながらの登りとなった。そしてなんとか松原湖へ。ここのコンビニで休憩していると「日本一周してるの?」とコンビニのおばさんが話しかけてくれた。そして、「大変だね~ ジュースでもおごるよ♪」と声をかけてくださり、ペットボトルと黒飴を頂いた。ありがとうございました。
さっそく黒飴をなめながら登り再開。なんか足取りが軽くなってきた。ほとんど休憩もしないでグングン登っていける。黒飴効果?!ほんとありがとうございました。あとは日が蔭ったせいもあるだろう。あれだけ汗が滝のように流れていたのが、それほどでもなくなった。あまりにグングン進むので登りが楽しくも思えてきた。斜度も最初ほど急ではない。スキー場を越えてどんどん登っていく。
だが、このあたりで異変が・・・ 雷が鳴り出した。それもあたりに怪しい雷雲が・・・ 降られてはたまらないと思い、先に急いでカバンに雨具を取り付ける。ちょうど倉庫小屋があったのでその空き地で休憩しながらの作業だ。時計をみるともう11時50分。ちょうどいいやと思いここで昼食タイムとした。食事を食べだした頃にとうとう雷雨が降りだしてきた。食事を中断してカッパを着込み建物の軒下に非難。軒下といってもわずかなので雨が振り込んでくるが、上半身はなんとか濡れずにすむ。ついでに自転車も軒下に非難。いくらカバンに雨具を取り付けてあるからといっても、この大雨では中まで濡れてしまうためだ。
ちょうどお昼時だ。お昼休みだと思ってゆっくり休憩することにした。だが、ちょっと狭いのが難点だが。すっと立ちっぱなしである。30分もすると雨も小降りへと変わった。そしてちょうど1時ごろに雨はやんで出発。ほんと昼休みと同じ時間だった。ただここからが予定外・・・ 10分も調子よく走るとまた雨が・・・ ちょうどお土産屋があったのでそこに非難。退屈なのでベンチで読書しながらやむのをまった。30分ほどで雨もやみ再出発。でも出発して5分もするとまた雨が・・・ それも標高があがっただけに寒い・・・ カッパをまた着込む。だが、また5分もしないうちに雨もやんで、晴れ間が覗く。この晴れ間がのぞくと暑くてたまらなくなる。またカッパを脱ぐ。一向に進まない。さらに10分もするとまた小雨が・・・ そんなに降らないだろうと思いこんどはそのまま強行。涼しさ、黒飴のおかげでグングン進み、とうとう峠すぐ手前の白駒池駐車場に到着。
ここはトイレもあり、テントを張るには絶好の場所なのだが、有料駐車場のために係員がいる。ここはあきらめてこの先の麦草ヒュッテ駐車場に向かうことにした。この途中に峠である2172mの看板があり、さっそく記念撮影♪そして少し下ってヒュッテに到着。地図では駐車場・トイレ有りとなっていたが、宿泊者のみのりようとなっていた。だめもとで聞いてみたがやはりテントは駄目という。しかたなく峠をまた登り有料駐車場へ行く。ここでも聞いてみるがやはりテントは駄目という。途方に暮れてすこし迷いながらも、10分ほど山の中に入った山小屋のキャンプ場を利用することにした。
ただ、めんどくさい・・・ 明日は日帰り登山の予定なのに、70Lザックにテント等の荷物を入れて、さらに明日登山用の35Lザックも背負っての入山となった。このときに駐車場でお話した方にバールとジュースを頂いた。ありがとうございました。美味しかったです♪
キャンプ場の利用料は650円。少々高いのがショックだったが、あきらめて設営。設営しているとまた雨が・・・ 急いでカッパを着込んで設営を急いだ。小雨の降る中、夕食のしたく。なんとか日暮れ前にひと段落して、ゆっくりくつろぐことができた。
今日は頂いたビールをいただきながら気持ちよく就寝した。