車輪人の自転車日本一周・登山の旅 車輪人の自転車日本一周・登山の旅

2003年 8月20日 (水) - 409日目

天気 :

体調 : 良好

宿泊地 : 日の出岬キャンプ場

本日の移動 : 枝幸町~雄武町

走行距離 : 58.5km

累計距離 : 17,944km
本日の出費

食費 : 1370円

観光費 : 0円

宿泊費 : 400円

雑費 : 500円

費用詳細 : 食費:焼酎含む、宿泊費:キャンプ場料金、雑費:日の出温泉入浴

現在地 : 北海道雄武町  ( 全走行図 )

誘惑に負けて・・・

 「さあ、サロマ湖まで行くぜ!」、強い日差しが照りつける雲ひとつない快晴の朝、気持ちよく起床。100km以上の道程を今日は一気に駆け抜ける、そんな意気込みであり、サッサとHPも終わらせようと5時から黙々と作業に入る。そして今日もその合間に調理、今までの自分の自炊で一番豪華ではないだろうか、お金こそ掛かってないが、ほうれん草、豆腐、そして餃子まで入れたコンソメスープで、我ながら具沢山で美味しい♪大した調理というほどでもないが、それでも自分に合格点を与えながら、食事、そしてPCと今日も慌ただしく時間は流れていった。

 ”あり”&”ゆっこ”、そして一美さん、共にキャンプ場の朝の出発準備は早く、私が黙々とまだPCを打ち込んでいる間にもう完了し、そして7時半にはキャンプ場を後にしていった。一美さんとは方向が逆だけになかなかもう会えないかもしれないが、しかし”あり”&”ゆっこ”とは同じ方向でまた近いうちに再会できるだろう、そしてそんな再会を約束し共に固い握手を交わして見送った。そして、また静けさだけが残った。この別れの場よりも、このあとの時間が私にとっては一番寂しさを感じる嫌な時間であり、また一人旅であることを実感させられる。

出発前♪
”RINRINRINの旅”
ひとりのんびり
お片付け

 その後は意外とのんびりと一人の時間を過ごし、また、この天気のよさに誘われて寝袋を干したり、湿ってしまっていた洗濯物を干したりと、そして自分もこの暖かな日差しをまるで植物が光合成するかの如く、全身に太陽を浴び未だに覚めきっていなかった身体を奮い立たせていた。こうしてのんびりとはしているが、でも冒頭にも書いたとおりサロマ湖まで行くとなると急がなくては!そう自分に言い聞かせ、そして身体を奮い立たせて9時半頃、キャンプ場を出発した。

 チャリダーを悩ませるこのオホーツクの風。今日も吹き荒れる苦しめられるだろうと思っていたが、出だしは昨日同様に快調♪ほとんど風もなくグングンと距離を延ばしていった。ちなみにこの風、”やませ”といい夏に東北・北海道に吹く東寄りの冷風のことを言うそうだ。地元の方が「今年は”やませ”が吹かないな・・・」と言うほど落ち着いているらしい。でも、そのお蔭で今日は快適に距離を延ばしていくことができ、またそんな時、”あり”&”ゆっこ”からメールが入り、「川を覗いてごらん、シャケの群れがたくさん上ってきているよ!」、そんなメールに驚き、もちろんそれ見たさに渡る度に川を覗くが、なぜかどこも静けさを保ち、巨大なシャケが上ってくる気配もない。一度見てみたい!そう思っていただけに期待も大きくワクワクしながら何度もさがすが、結局、見つからないまま市街へと入ってしまった。

今日も快晴♪
沖縄並の青い海!

 この雄武市街で迷いに迷った。何を迷ったかと言うと道ではなく、この先のルートで、必死でこの先自転車を漕いだところで快適なキャンプ場といったところは少なく、また、朝の無風が嘘のようにまた”やませ”という向かい風が吹き始め走行意欲を奪ってもいた。そして何より、このすぐ先のキャンプ場で”あり”と”ゆっこ”がキャンプを張っているとのこと、昨日、あまりじっくりと話せず、話足りなかっただけに今日も・・・ そんな気持ちにもされ、またそこに温泉が併設されているのも嬉しい。ただ、まだ昼時でとても落ち着くには勿体ない時間だ。この辺り、惹かれる観光名所が少ないだけに距離を延ばしたい!そう思っていたところでもあるから、さらに自分を迷わせた。ただ、最後には誘惑に負けてキャンプ場へフラフラ・・・ でも、ただのんびり過ごすのではなく、そんな時間も有効に使うために、今日は手紙書きに専念することにした。ただ、書くにしても絵葉書では高い・・・ そんなことから「自分で書こう!」そう思って郵便局に行って無地のはがき(実際には置いてなく、はがきサイズの厚紙を頂く)を頂いてそれを手にキャンプ場へと入り、そして、迎えてくれたのは嬉しいほど、いや、恥ずかしいほどに大きく手を振ってくれた”あり”と”ゆっこ”だった。照れくさくも感じるほどだが、でもこれほど嬉しく思ったこともなく、「来てよかった!」そう心から思い、そして数時間振りではあるが、しかしまたこうしてすぐ会うことになるとは思わなかっただけにその再会を喜び合った。そして、偶然の出会いもここにはあり、私と同じくこうしてHPを持ち旅をしているライダーY・Dさん。メールのやりとりこそなかったが、お互いインターネット上で面識はあり、それが、また”あり”と”ゆっこ”の知り合いだから、この繋がりにさらに驚く。出会いとはほんと面白いものだ。

 眩しいほどの日が照りつける岬の丘にテントを設営し落ち着いてからは、さっそく予定通りの絵葉書作り。あまりの天気の良さ、そしてこの”日の出岬”という3方海に囲まれた出っ張りから見る海の美しさ、この眩しいばかりの日に海は輝き、そして見事なまでに透きとおってもいた。そして自分はそれらを眺める岬の丘の芝生広場。もうこれ以上の贅沢はないだろうという場所であり、こうして絵葉書を書いているのも勿体ないほどとも感じてもしまったが、でも、こんな日だからこそ心も洗われ、良いのが描けそうとも思いながら筆をとったのだが、結果はいまいち・・・ とくに何枚も何枚も描かなければと思うとどうしても雑になってしまうのもあり、どうも納得いく絵が描けない。それでも黙々と描き続け20枚ほど仕上げはしたが、しかし、描けば描くほど上手くなることはなく、逆に下手になる一方で、そのあまりの下手さに途中に嫌になってしまい断念・・・ 悪戦苦闘しているうちに夕暮れが押し迫っているという理由もあったが、やはり集中力切れが一番の理由だろう。また絵葉書を見直すと仕上がりも悪く、安っぽさが消えない。このペラペラで頼りない紙のせいもあるだろうが、それにしても納得いく絵が描くことが出来ずちょっと落ち込み気味の後味悪い絵葉書作成となってしまった。しかしそれに反して空は相変わらず青く輝いていた。

絵葉書作成中・・・
快適・日の出岬
温泉ですっきり♪

 その後、同じ岬内にあるホテルの温泉へと入浴。500円と決して安いとは言えないが、しかしその豪華さには驚かされるほどの施設で、そこで3人、ベトベトした身体を洗い流して、そして、すっくり顔をそろえての記念撮影♪その後は、こうして旅人が集まったからにはお決まりの宴会へと入っていく。みんな同じような旅をしているだけに共通する話題も多く、また、価値観も似ていることから話は大いに盛り上がった。さらにはこうしてみんなHPを開いている分、共通の知り合いも多く、そして面白いことに、話題に出てきたその一人からなんと電話が!以前、熊本、そして竜飛でお会いした”かず”さんからだった。もう、みんな忘れられない旅の仲間、いやそれ以上の親友とも言える人たちだけに、電話越しとはいえ、かずさんも輪に入り、さらに宴は盛り上がり、結局、0時過ぎまで絶えることなく、さらに寒さに震えながらも盛り上がっていた。そして穏やかな海を照らし浮かび上がる三日月を眺めながら、1時頃、ようやく就寝した。

岬からは夕日も綺麗
宴会じゃ~♪

 ★今日のお食事♪
 ・朝食 : ごはん・コンソメスープ(餃子・ほうれん草・豆腐入り)
 ・昼食 : パン×3・アイス
 ・夕食 : ごはん・マーボー豆腐