車輪人の自転車日本一周・登山の旅 車輪人の自転車日本一周・登山の旅

2003年 4月12日 (土) - 279日目

天気 : 雨のち曇

体調 : 良好

宿泊地 : 山根さん宅

本日の移動 : 仁摩町~石見銀山~出雲市

走行距離 : 60.5km

累計距離 : 11,732km
本日の出費

食費 : 0円

観光費 : 1000円

宿泊費 : 0円

雑費 : 0円

費用詳細 : 観光費・石見銀山資料館・羅漢寺拝観料

現在地 : 島根県出雲市  ( 全走行図 )

メッセージ

 ポツポツという雨音で目が覚めた。昨夜見た天気予報では「曇のち晴、降水確率20%」まさかと思って外を覗くと雨が降っているではないか・・・ それも雨足は徐々に増して本格的な雨へと変わっていった。でも、今日は快適な車内での就寝、そして起床と苦にならず、またこの予報なの出発までには止むだろうと思っていた。

 お世話になっている新宅さんとすぐ目の前のコンビニで朝食の買出し。またまたご馳走になって、今朝もお腹いっぱい頂き、そして快適な車内で恒例の日記の更新から今日も黙々と始め、快適な車内ということもあり、8時には遣り終えることができた。それから荷物の整理など出発準備をし、半には出発できる状態にはなったものの、この雨の方はさらに雨足を強めていた。9時まで車内で待たせてもらい、やや小降りになったところで意を決して出発!これ以上はさすがに待てないし、また、とてもすぐに止むような雨雲ではなかったからだ。新宅さん、ありがとうございました!!

 ここからまず目指した石見銀山までは約6kmと短い距離であるが、でも峠越えの厳しい道のりでもある。地図上ではそれなりの峠に見え、気合を入れて坂道を登っていくが、ダラダラと緩やかに登って行った事もあり、気付けば峠で、こういう誤算は嬉しく、越えた先は石見銀山への入り口となっていた。足取りは軽く石見銀山の町並みへと入ってまず出迎えてくれたのが、旧役所を改築して作ったという石見銀山資料館であった。やや料金は高かったが、でもお勉強と迷わずここは入館した。この鉱山の歴史について詳しく知りたかったのだが、思っていたよりも簡単な説明で主に鉱石について詳しく説明されていたのだが、その方は難しすぎてよく分からない部分も多々あり頭を悩ませた。ちなみのこの鉱山の始まりは鎌倉時代と古く本格的な採掘は室町時代からだそうだ。その後、戦国の激しい争奪戦の末、最後は幕府天領となり、そのころが最盛期で、この銀山の周りには人口20万、寺院100ヶ所を数えたという。その当時は世界の産出量の1/3をまかない、世界中で知られる鉱山だったそうだが、次第に衰退していき、大正期に閉山したそうだ。

石見銀山資料館
満開!!
大森の町並みにて

 今は空き家の目立つ小さな集落が残るのみである町並みをこのあとのんびりと散策した。でも今もたくさんの寺院が残り、その以前の面影を偲ぶことができた。また、このあたりは町並み保存地区として指定され、趣きある古い町並みが今も延々と続いた。また復元の方もかなり力を入れているようで、修復された昔ながらの家々も目立った。

 そんな町並みの中間地点に「町並み交流センター」が建てられていて、そこではそんな町並みの保存、維持のそして復元の模様を主に紹介していた。またミニシアターでは鉱山、町の歴史についても紹介していて、やっぱりそれらに魅入ってしまった。帰りの置いてあったたくさんの鉱山の資料を頂いて後にした。

町並み保存地区を歩く
素朴な雰囲気
羅漢寺の石橋

 集落をのんびり進み、ほぼ町を抜けたところの岸壁には五百羅漢が立ち並ぶという羅漢寺にたどり着き立ち寄ってみた。ちょっとここも高い拝観料ではあったが、でもちょっと変わった五百羅漢に惹かれてちょっと入って見ることにした。本殿内にも入れて、まずはそこで参拝をして、道と小さな沢を挟んだ向かいにある岸壁に作られた五百羅漢を参拝した。18世紀に作られたものだそうで、石橋までほとんど全て当時のままである姿に魅せられながら、何百も納められている羅漢を見学・参拝し後にしようとした頃、小雨に変わっていた雨がまたも強く降り始めた。仕方なくまたカッパを着たりとしていると、こんな雨の中である自転車に乗っている方と知り合った。以前ツーリング等にも何度か出かけたことのある山本さんという方で、昼食一緒にどうですか?と誘って頂き、そしてもちろんお言葉に甘えて、そして連れられ「朝日庵」というそば屋へと入った。

 ここも旧家を改造して作られた建物で、中も落ち着きのある温かい店内であった。美味しいそばと共にお互いの話それぞれ盛り上がり、1時間ほど話し込み、さらにこの後、この石見銀山の観光を一緒にしてくれた。

ソバやの朝日庵
知り合った山本さんと♪

 食事後も相変わらず止むことにない雨を見上げながら、集落よりさらに上へとあがって行くと、そこには何百もある坑道のひとつである龍源寺間歩が一般公開されていた。ただ有料という難点があるため、ここは入り口で写真だけを撮らせてもらい、またちょっと坑道も覗き見して後にした。

山本さんと鉱山間歩
石見銀山の説明
山本さんと♪

  帰路は山本さんにいろいろ案内してもらいながら再度、町並みを散策しながら下って行き、そして今度は集落の入り口というべきところに建つ城上神社へと立ち寄った。ここには”鳴き龍”があるという。鳴き龍とは天井に描かれた龍の下で手を叩くも、あたかも龍から音を発しているように共鳴し音が聞こえてくる不思議なもので、さっそく試していると、リーンリーンと不思議な音で帰ってきた。以前、日光東照宮でもお目にかかったことがあるが、まさかこんなところでもあるとは意外な鳴き龍との再会であった。

いい雰囲気だが
ブルーシートが・・・
城上神社の鳴き竜
自転車交換しツーリング
 時間はちょうど14時、今日は出雲まで行き、そこでHP上から誘ってくれた山根さんた宅でお世話になることになっている。寝床が決まっている。それだけで、気が楽でのんびりとこうして観光することができ、またこのあとの出会いがまた楽しみでもある。ほんと嬉しい誘いだ。あまり遅くならないためにも、また途中、面白いところでは道草を取れるようにと、銀山の観光を終えて出雲へと出発した。

 お世話になった山本さん、この先の峠までなんと一緒に走ってくれるという。雨もいつの間にかあがり、2人で気持ちよく、そして楽しく漕ぎ進み、ひとりよりも数倍早く感じるほど時間は過ぎ、距離はどんどん伸びていった。さらにはなんと、重い自転車を久しぶりに体験したいからと、峠前で自転車を交換してくれるというではないか!またがったロード自転車は快適そのもの♪ペダルは軽く、いつも通りに自転車を漕いで行くと、どんどん信じられないほどスピードが伸びていく。そしてそのさきの峠も快適そのもの♪改めて進むという自転車の楽しさを感じた瞬間でもあった。重い自転車を漕ぎ進む山本さんの方はというと、さすが運動部あがり?!驚くほど早くこれまた漕ぎ進むではないか。間違いなく自分よりも高スピードでどんどん上って行った。

 山本さんも久しぶりのツーリング車と、この坂道という挑戦が楽しいらしく、この先、くだりも味わってみたいと結局、大田市を越えて多伎町まで同行してくれた。そして坂を下りきりさらに先へと進んだ砲台跡公園まで走りそこでお別れ。ほんとうにありがとうございました。そして楽しかったです♪

ロードは最高♪早い早い
松江藩の砲台復元地にて
巨大な砲台!
お世話になった
山根さん宅にて♪
 こうしてまた重い愛車で再スタートした。このあと世話になる山根さんが住む出雲までは、この後、黙々と走り続けて17時に到着。電話で連絡をとり、そして迎えに来ていただいて、自宅へとお邪魔した。そして山根さんと温かい会話で盛り上がり、またこの先の観光情報についても詳しく教えて頂いた。そして豪華夕食をご馳走になり、楽しい時間を過ごしていた頃、緊張の電話がなった!実は今日、沖縄は那覇のラジオ、「FM champla!」の中の高校野球・夢1977という中で自分の旅を紹介して頂ける番組を作ってもらうことができ、そして今日その放送がスタートする日なのである。その生出演の電話が今掛かってきたのだ。人の目、顔を見ながら話せない、そんな電話が苦手な私は緊張も重なり、今までのラジオ出演にないほど、どもったり、頭が真っ白になったりと散々な出演となってしまって恥ずかしい内容になってしまったが、その中で、みんなからのメッセージを頂いた。何通も寄せていただいた中から2通、読んでくれたのだが、その差出人にビックリ!!まず紹介されたのが「あやっぺ」その名にビックリ!九州・沖縄と何度も再会し、そして共に苦しみ楽しんできた中で、分ち合える大事な友達のひとりだけに、そのメッセージを聞いたときはほんと嬉しくて言葉を失うほどであった。さらに紹介された2通目、これがまた驚くのだが、その名は「えせかつ」!同じように共に歩んできた中で、2人のメッセージを聞き終えたとき、もう嬉しく、そして感動のあまり自然と目に涙が溢れていた。それほどうれしかった。ありがとうございました。こうして涙の初出演を終えた。ちなみに放送の方は毎週土曜日で、私の生出演は月一回という内容である。HP上から全国どこでも聞くことができるのでよかったら聞いてください!!

 また食事へと戻り、山根さんと楽しい団欒♪そんな楽しい時間はいつもどおりあっという間に過ぎていき22時。それからHP更新作業へと入るが、今日も写真のUPまでが精一杯で、24時ごろ就寝についた。

 ~追伸~
 ラジオメッセージ、他にも”上総の哲ちゃん”さん、”おまつ&ひもちゃん”さん、”ゆき”さんからのメッセージも放送後いただきました。ほんとうにありがとうございました♪



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