車輪人の自転車日本一周・登山の旅 車輪人の自転車日本一周・登山の旅

2002年 9月22日 (日) - 77日目

天気 :

体調 : 良好

宿泊地 : 道の駅・美並

本日の移動 : 金山町~郡上八幡観光~子宝の湯~美並村(道の駅・美並)

走行距離 : 61.0km

累計距離 : 2,161km
本日の出費

食費 : 2100円

観光費 : 300円

宿泊費 : 0円

雑費 : 860円

費用詳細 : 観光費:郡上八幡城見学、雑費:温泉入浴費(子宝の湯)、防水スプレー

現在地 : 岐阜県美並村  ( 全走行図 )

郡上八幡

 昨夜、寝る前にひとつ不愉快なことがあった。東屋下のテント内でHP更新作業をしていたときに、ある家族が通りすがった。地元の方だろうか、それとも旅行中の方だろうか、たぶん話の感じからすると後者だろう。そんな家族の中で、高校生くらいの女の子だろうか、これも見たわけではないので分からないが、話し方がそんな感じだった。その子が、私の自転車のプレートを見て、「笑っちゃうよね!日本一周だって!!」っと鼻で笑って通り過ぎていった。これにはさすがに腹立ったが、事を起こすのも面倒なので、グッと堪えて沈静・・・ でも、鼻で笑われたのは悔しかった。そんな子にもっと努力をすること学んで欲しい、そう心から思った。さらに自分がそれを伝えられなかったことが、また悔しかった。

 さて、いつもの日記に話は戻る。昨夜そんなこともあり不快だったが、それでもぐっすり眠れた。ほんとこんなに寝て大丈夫だろうか?昼間あれだけ昼寝したのに・・・ 栄養の片寄りからくる疲れだろうか。ちょっと自分で自分の身体が心配になってきた。

 今朝は5時半に起床。今日も朝食のパンを食べながら読書。幸せを感じる楽しい時間だ。そして6時半には道の駅を出発して、今日のメインの観光地、郡上八幡を目指した。道は国道256号線だ。大した峠もないと思い軽い気持ちで進んでいったが、昨日の快適な道とは違い、今日はほとんど登りの道だった。徐々に登っていきため、それほどきつくはなかったが、それでも後半はさすがに疲れてくる。また朝食もパンだけなので力も出ない・・・ どこかコンビニ等で食べようと思っても、なにも店舗がない。そんな中、必死で漕いで行った。でも、他の峠に比べれば、比にならないほど楽な峠だった。ただ、予想よりも長かったため、それが辛かった。

 その道中、久しぶりのパンクをした。パンクは山梨の時以来(富士山に登る前)してないと思うので、もう2ヶ月近くたつだろうか。はじめは空気がやや少なくなっているなっと思っただけで、空気を入れてよしとした。だが、30分も走るとまた空気が少なくなっている。こりゃパンクだ。と思い、また、よほど小さな穴だと予想できたので、チューブさら交換することにした。この作業はそれほど苦にならなかった。丁度良い休憩かなと思えたほどで、悪天じゃなくてよかった♪とプラス思考で久しぶりのパンク修理をした。

 久しぶりのパンク修理とあって、ややてこずってしまったが、それでも無事に再出発!静かな農村の歩道でのんびり交換することが出来た。その後、無事に峠を越えて、郡上八幡への下りとなり、道もよく気持ちよく下って行くと、さきほどパンクした後輪に異変が・・・ なんと空気圧が落ちている。またパンクだ。もう予備のチューブがないだけにさすがに青ざめた。この抜け方だと、水なしで穴を見つけるのは無理だろう。かといって、まだ町までは距離があり、歩いていくのも辛い。ここは後輪にがんばってもらうしかない。空気を入れては下り、また入れては下りを繰り返し、それでもなんとか町へ下りることが出来た。ちょっと気分の乗らない郡上八幡入りであった。

 すぐに水場が見つかり、さっそく2本のチューブのパンク修理へ。2本、立て続けにパンクしたのには原因がある。まったく自分の馬鹿さかげんにあきれるほどなのだが、タイヤに小さな針金が刺さっていたためだ。それに気付かずに、そのまま新しいチューブを取り付けてしまったためだ。実は以前にも同じ失敗をしていた。それだけに自分のどうしようなさに、自分であきれてしまった。

 気を取り直して、郡上八幡観光へ。まずは観光協会へいってお勉強。それから観光へと向かった。この町でも自転車は逆に不便そうなので、置いて徒歩でのんびり観光することにした。まずは旧役場を訪れた。今は観光案内所やお食事所ともなっているところで、さっそくここでやっと腹ごしらえ。決して高い料金ではなかったが、でも一食ではお腹が膨れず幾つか注文してしまい痛い出費となってしまった。

 そして、そのあとはテレビでも有名な、あの郡上八幡の橋からの飛び込み!さすがにこの時期、やっている人はいないだろうと思っていた。真夏なら自分も出来たのにな、とちょっと悔しがったりもして、その橋へ・・・ すると、なんとこの曇り空の肌寒い中、チャレンジしようとしている少年グループが!年は高校生ぐらいだろうか。その飛込みを撮ろうかと、瞬間を待った。だが、なかなか勇気がつかないらしく飛び込んでくれない。終いにはイライラしてきて自分が先駆けて飛び込んでやろうかとも、本気で思ってしまった。橋上から初めて見たとき、さすがにその高さにビビッタが、すぐに慣れた。これは登山で高所の免疫ができたためだろう。また、登山の絶壁の岩場と違い、ここでは死ぬことはないだろう。そんな気持ちもあって、それほど恐怖を抱かなかった。でも、いざとなったら出来るか不安だが・・・(笑) でも、本気で飛び込んでやろうと思った。ただ、この肌寒さで風邪を引いたらこの先の旅に大きく影響してしまう。そんなことを考えているうちに、ようやく飛び込んでくれた!なかなか豪快で大迫力、そしてまた楽しそうだ。

郡上八幡
鮎や鯉、岩魚などが泳ぐ
いがわこみち
趣のある建物の
郡上八幡旧庁舎記念館
テレビでも有名
飛び込みのメッカ?!
寒い中、飛び込む人が!

 意外な季節に飛び込みを見学できて、ちょっと得した気分で他を観光。100名水をガブガブ飲んだり、そして古い町並みを散歩したりと楽しんだ。古い町並みはさすがに高山や古川に比べると劣る。だが、逆に観光地化されていない分、落ち着いていて自分はこちらのほうが好きだった。

郡上八幡
日本100名水のひとつ
 そんなのんびり観光した後、最後にお城へ。山城とあって登ること登ること。。さすがに天守からの展望は良かったが、だが、資料的には期待はずれで、見学料300円、痛い出費となってしまった。

  そんなのんびり観光をして郡上八幡を後にした。今日は道の駅・美並までの予定。その途中に温泉・子宝の湯があるので入浴することにした。ここも痛い出費だが、久しぶりのちゃんとした温泉での入浴だ。ちゃんとしたというのは、石鹸など常設されていて、また休憩所なども完備された大きな温泉場の事だ。最近無料温泉が続き、洗い場がなかったり、石鹸がないため自前の石鹸を使用したのだが、ついついケチってしまい、あまり泡立たなかったりと気持ちよく洗えなかった。そんなストレスを発散。ふんだんに石鹸を使い、ゴシゴシ心行くまで洗って気持ちよく入浴♪

 3時から5時までの2時間近く設備を利用して後のして、それから2kmほど下ったところにある、道の駅・美並へ。さすがにこの距離では汗をかくことはない。今日は気持ちよくとくにグッスリ寝れそうだ。道の駅到着後はすぐ前の河川で行っていた、カヌー?の見ながら読書。カヌー・・・ 面白そうだ。いつかやってみたい!そう思いながら、読書をして、日没後、このHPの更新作業に入った。今日はまだテントは張っていない。更新終了後に、道の駅、片隅にテントを張って寝ようと思う。

郡上八幡城
城下公園内の銅像
山内一豊とその妻
郡上八幡城
郡上八幡城より
市街を望む




自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・自転車・