車輪人の人力百名山 車輪人の人力百名山
人力百名山の軌跡

  1=自転車・伊豆一周

  2=自転車・日本一周

  3=アルプス往復登山

 

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毎日の日記発信!

ザックの上にソーラーパネルをのせて太陽光をいっぱいに浴びて充電したのは携帯電話。3ヶ月間ほとんど山から降りることない旅だけに唯一の電源確保の方法であった。そしてこの携帯を使って旅の写真を撮り、日記を書いてHPへと山から送信。そうすることで毎日のHPの更新をしてきた。

旅の仕事。そう思わなければめんどくさがりやの私には到底続かない毎日の作業である。どんなに時間が無くとも疲れていようとも書かなければならない。また写真も同様だ。左図のように携帯に六角ボルトをボンドで固定し三脚をつけての撮影である。気象状況激しい山間では暴風や雨で思うようには活躍できない。何度も岩から落としてしまった。唯一の発信装置であるだけに故障は旅の中断を意味する。それだけに冷や汗を何度もかいたが幸いに無事に旅を終えることが出来た。

こうした毎日の戦い。しかしこれらだけではない。一番に悩まし続けたのが電源の維持であった。ソーラーパネルを背負っていようとも山間だけにお日様が顔を出すのは僅かな時間。それに反して毎日の携帯使用時間は1時間を越え、多い日には2時間は携帯と向き合い日記を書いてきた。電源は常に貧窮していた。冷たい山風は体感を氷点下とし電源はそれに伴い力をさらに失う。それだけに携帯を立ち上げたと共に時間に追われて日記を書き殴る。手を止めることは電源のロスとなるだけに考える間もなくひたすら書き続ける。

もちろん読み返すことなど論外である。結果、文章を書くのが大嫌いな自分の日記はよりデタラメなものになった。下手な日記は拍車がかかるばかりで、こうして公開することにためらいも大きいが、しかし自転車・日本一周の時に感じた旅日記の公開が忘れられない。あの時もこれが旅の仕事と思い必死になって格闘した。日本一周漕ぐよりも山々を登るよりも何よりも自分を追い詰めたものであったが、それでも書くと決めた以上は旅のケジメとして書き続けた。そして書き続けた日記は自分へと返ってきた。

「毎日楽しく見ています。ありがとう。」、「まるで一緒に旅をしているみたいです。楽しいです。」

「応援してます。」、「○○に着た時にはぜひ我が家でお話聞かせてください。」

HPを見ていてくれている読者からの声であった。自分の旅が人に影響を与えている。喜び悲しみを共感し共に歩めている旅に喜びを感じた。そして自分がこの伝える旅の道へと踏み出す結果となった。

こうして発信し続けている旅。今回の山旅でも例外になく発信を試みた。しかし電源の問題、電波の悪さと思うように伝えることができない。これは自分が書きたい旅日記ではない。そう強く感じ自分を攻めながらも電源が貧窮している以上はどうしようもなかった。そして山だけに絞った旅自体も旅とは言えなくなっていた。一般の世界からかけ離れた旅の内容。さらには山という世界だけに電波が悪く更新が1週間以上も出来ないこともあり、リアルタイム日記に新鮮さは薄れ、さらには心配を掛けてしまうだけの結果となった。もうこんな旅はしたくない。それが今回の感想である。そしてもっと土地を伝える、また発見する旅をしたいと思った。それが新たな旅への挑戦であった。