旅を終えてからよく聞かれる質問、「どれぐらい人のお宅にお世話になったの?」、自分でも、この集計を出して見るまでは全く分からなく、その答えは旅の518日の内の約1/5にあたる111日である。普通の平均的な自転車旅からみたらかなり多い数字ではないだろうか。その111日のほとんどは、このHPを通して「ぜひ!来て下さい!」そう誘ってくれた人で、旅の中で偶然声掛けられ誘ってくれたのは意外に少ない。いや、そんな時は丁寧にお断りしていたときもあった。その詳しくは”旅のコツ・裏話”で書こうと思う。ちなみに右表の”宿”とは実際に泊まった宿らしい宿はYH2泊、そして沖縄本島で素泊まり宿数泊しかなく、他のほとんどは ライダーハウスで泊まったの時の数字である。
野宿は旅の中の約7割。その中の30%がキャンプ場であるが、そのほとんどが北海道で過ごした時であり、本州ではキャンプ場が少なくゲリラ的な野宿が多い。一番多いのが道の駅で、やはり車中泊で訪れる他の旅行者も集まることから泊まりやすく、また電源も確保しやすいのもその理由だ。しかし、それが道中見つからないときは公園を探す。その為に公園泊も自然と多い。そして最後のその他、これは悲惨な野宿場所のとこが多く、トイレも水もないところがほとんどかもしれない。時は真っ暗な山の奥深い登山口での野宿。林道の路肩などもある。またはどこかの公共施設の駐車場なども含まれ、この項目は記憶に深く残る野宿が多い59日の”その他”である。