今朝は11時頃起きた。昨夜は遅くまで飲んでいたが、二日酔いもなく、天気も悪くない。いい朝だ。今日は自転車で出かけようと思っているのだが、何処の行こうか迷っている。最近のサイクリングで以前より行きたいなって思っていた場所は、ほぼ行ってきてしまった。どこか山方面へ行きたいのだが、適当な山や峠がない。地図とにらめっこしていろいろ迷った結果、標高は低いが本坂峠(旧道)を越えて豊橋に入り、そして多米峠を通って帰ってくるという計画を立て、12時に自宅を出発した。
すでに何度か自転車で走行したことのある浜北~三ヶ日間。始めてのサイクリング(浜名湖一周)でも通った道だが、その時はちょっとした坂でも苦痛に感じていたのだが、今はその坂が、坂と思えなくなっている。苦もなく楽々登れる。体力が付いたのだろうか。精神面で鍛えられたためだろうか。たぶん両方だろうと思う。それでもまだ体力としては一般人以下だろう。でも、だんだん体力が付いていくのが嬉しい。
三ヶ日を抜けいよいよ本坂峠の登りに入る。ほぼ海抜0mからのスタートだ。最初は緩やかな登りで徐々に傾斜が増してはくるが、十分高速ギヤで登っていける登りだ。いや、以前の私ならこうは行かなかったかもしれない。途中、旧姫街道の看板発見!どうやらこの本坂峠には昔、街道が通っていたらしい。旧街道を通って登りたかったが、さすがに斜度がきつく、この先自転車で通行できるか不安だったため、旧本坂峠を通ることにした。旧本坂峠といっても、旧街道とはまた違う。旧街道はほぼ直線的に登り、途中何回か旧本坂峠と交差しながらの登っていく。 ちなみに現在の本坂峠は有料のトンネルで抜けることができ自転車も通行可能なようだ。
本坂トンネルの料金所を横目に旧道へ上がる。ここも何度か車では通ったことある道で、狭くきつい登りの道というイメージだったが、自転車で通ってみると案外道は広く感じた。そしてきつい登りも大したことはない。そのまま苦もなく峠まで登ることができた。峠にはトンネルがある。トンネルはレンガ作りで趣のあるトンネルでよかったのだが、実はこのトンネルが心霊スポットとして地元では有名な所なのだ。写真をとりながら、もし変なのが写っていたらどうしようかと思いながらビクビクしながら撮っていた。そんな事を考えているだけで身震いしてきて鳥肌も立ってきた。ここは早く抜けようと自転車を必死でを走らせ通り抜けた。トンネル内は電気もなく真っ暗で案外距離も長い。なにごともなくトンネルを抜けることができ、あとは気持ちのいい下りだ。おきまりの鼻歌を歌いながらさっそうと下る。
下ったあとは、豊橋市街へと県道4号を南下する。そして全国でも数少ない路面電車を横目に多米峠へ。ここの登りは大したことなく、丘といった程度の峠だ。苦もなく峠を越え、そして三ヶ日へ入る。後は着た道を帰る。途中、空腹のためコンビニ弁当を購入。それを浜名湖自転車道脇の静かな東屋で食べる。食事をし、しばしの休憩。1hrほどベンチで昼寝をする。気持ちがいい♪
だが、起きてからの走行が辛かった。眠ったせいか身体がだるく、太股の筋肉が非常に痛い。痛みを堪えながら走る。もうすぐ自宅という距離までくると、だんだんまた走行に馴れてきたのか、だるさも消え、筋肉の痛みもなくなり体力を取り戻す。最後は軽快に走り帰宅することができた。今日の帰宅はやや遅く18時となった。