車輪人の自転車日本一周・登山の旅 車輪人の自転車日本一周・登山の旅

2002年 5月25日 (土) - 出発前準備

日本一周 出発 : 44 日前

天気 :

体調 : 良好

発信地 : 自宅

本日の自転車移動 : 自宅~浜松(佐鳴湖)~舞阪(脇本陣)~浜松~自宅

自転車 走行距離 : 51.5km

出発前の累計 : 975.7km

東海道・舞阪宿脇本陣∴見学

 今朝は疲れが溜まっていたのか、なかなか起きれずに起きたのは11頃だった。HPを少し更新したりとして、14時頃にサイクリングに出発!最終的な目的地は10kmちょっと行ったところにある、アウトドアショップで昨日書いた予約してあるレインウェアを取りに行くためだ。その道中にいろいろ散策しながらサイクリングを楽しもうと思う。天気は快晴だ!!

 気のせいかもしれないが、先週よりもさらに力強く漕ぐことができる。力がどんどんついてきているのだろう。 ちょっと遠回りして先週、雨に降られて行けなかった佐鳴湖をまわる。体力作りのために坂を好んで登る。でも坂を登るのは楽しい。確かに辛いが登り切った時には登山で言う山頂に立ったときと同様の達成感が生まれる。だから楽しい。

 佐鳴湖公園は予想以上に大きな公園で、多くの家族連れやカップルで賑わっていたが、公園が大きいだけに混雑感はなくのんびりしていた。とっても居心地のよい公園だった。ただ残念なのが、湖が汚いことだ。全国有数の汚さらしい。そんな事で有名になり地元の私としてはかなり恥ずかしい湖なのだ。

松並木
 湖を後にして、時間もまだ余裕があるので弁天(浜名湖)の方まで足を延ばしてみることにした。もうすぐ弁天というところで、旧東海道の綺麗な松並木を通る。周りには住宅が建ち並ぶ殺風景なところが、それでも並木の下は気持ちがいい。軽快にすすみ並木を抜けると、舞阪町のタウンマップが載っている看板があり、面白そうな所はないかなとさっそく覗く。さらに旧道を進むと東海道・舞阪宿脇本陣があるそうだ。さっそく向かう。

 松並木は終わり旧東海道を進むと、もうすぐ浜名湖というところに舞阪宿はあった。外見はそれほど大きくなくひっそりと建っていた。看板書きをみると、どうやら本陣跡ではなく、緊急用のサブ本陣といったところのようだ。それでも大名方が使うことがあるらしい。拝観料が気になり中を覗く。どうやら無料みたいだが、中はただのたたみ部屋があるだけかなと思い、また他に誰も観光客がいなかったので、覗くだけでもいいかなココはと思っていると、ちょうど管理人さんが掃除のために外に出てきて、どうぞどうぞっと中へ進めてくれて、誘われるがままに中に入った。

舞阪宿脇本陣
説明看板
最奧にある上段の間

 中は外見から予想もできないほど広い。さすがは本陣と驚いた。また改築されて日も浅いためかなり綺麗だった。それも当時のままに作られているらしく、りっぱな柱で組まれていて、町のその宿に対する力の入れ方を感じた。すばらしい所なのに観光客が少ないのが残念だ。建物の最奧には殿様が泊まる部屋である上段の間があり、さすがに殿様の部屋だけあって部屋の前には庭園があり、さらに上湯殿・御厠まであり、さすが殿様だという感じだ。なんてったって厠まで畳部屋なのだから凄い!

上湯殿
最奧にある庭園と厠
(右:大、左:小)
駕籠

 建物の前部は2階建てになっていて、奧は平屋建てになっていた。ふつう本陣は平屋建てだそうだが、ここは旅籠も兼ねているため2階建てになっているそうだ。急な階段をのぼり2階に上がる。2階には2間あり、駕籠が展示されていた。この駕籠はだんな人が利用していたんだろう・・・

 最後に管理人である、おじいさんと少しお話をして舞阪宿を後にした。ここには自転車や徒歩で日本一周等している人が多く訪れているそうだ。一周人はやっぱり私と一緒で文化とか歴史が好きなのだろうか。

2階へと上がる階段
井戸・かまど・ながし

 せっかくここまで着たのだからと、浜名湖の河口にあたる弁天まで行くことにした。弁天には名物?!の鳥居が立っている。浜名湖と鳥居が夕日で輝き綺麗であった。少し浜名湖を眺めてから帰路に向かった。途中、本当の今日の目的であったアウトドアショップでレインウェアを買って帰宅する。

浜名湖・弁天
購入したレインウェア♪




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