車輪人の自転車日本一周・登山の旅 車輪人の自転車日本一周・登山の旅

2003年 11月9日 (日) - 490日目

天気 : 曇時々雨

体調 : 良好

宿泊地 : あそひろ宅

本日の移動 : 吹上町~バイクで埼玉県観光~行田市

走行距離 : 3.9km

累計距離 : 22,014km
本日の出費

食費 : 562円

観光費 : 1020円

宿泊費 : 0円

雑費 : 520円

費用詳細 : 観光費:県立博物館(500円)・所沢航空発祥記念館

現在地 : 埼玉県行田市  ( 全走行図 )

デジカメが・・・ (ToT)

 ※写真はデジカメ故障によりしばらくありません。

 「ブン、ブンー!!」とバイクのエンジン音を轟かせながら渋滞激しい街中をすり抜けて行く。私はそのバイクの後ろにちょこんと座り、流れる市街地を眺めながら、バイクの魅力に惹かれてもしながら向かった先は、この埼玉県の観光だ。昨夕に再会を果たした”あそひろ”にお願いして、こうして愛車バイクに揺られて連れて行ってもらっていた。そんな日の今朝は、これまた久しぶりの再会を果たした”けいちゃん”の身内のお宅は”柳”さん宅に昨夕からお世話になり、今朝は気持ちよく布団から目覚め清々しい朝を迎えた。お婆ちゃんや柳さん夫婦と楽しく会話を交わしながら朝の時間を楽しく過ごし、9時半にそんなお世話になった皆さん、柳さん夫婦、お婆ちゃん、そしてけいちゃん、なおちゃんに見送られ、あまりのその人数に照れ恥かしさ隠せられないほどであったが、しかし嬉しさもいっぱいでお宅を後にした。ありがとうございました。

 こうして自転車を走らせ向った先は僅か数キロ先の行田駅前で、そこで先ほどにも書いた”あそひろ”とまた再会し、そのあとお宅に招いて頂き、11時頃にバイク後ろに揺られて観光へと出発したのだった。時折小雨がパラツク天気であったが、しかし、切る風は肌寒いながらも気持ちよく、自転車には感じられない視界の流れを楽しみながら渋滞路をバイクは縫っていった。車ならどのくらい時間が掛かるだろうか、誰もが眉間にしわ寄せ不快な顔を浮かべるほどの渋滞であったが、バイクはそんな中をいとも簡単にすり抜けて行く。そんなところにもバイクを魅力を感じ、興味魅かれていったが、やっぱりなによりも良いのが、この風を切るスピードであろう。そして左右に大きく流れてゆく景色。もうキョロキョロと目のやり場に困ってしまうほど、あらゆる物に魅せられながらバイクはどんどん市街へと入っていき、そしてまず最初に立寄ったところはバイクショップ。あそひろの買い物の為に立寄ったのだが、これが私にとっても面白いこと!少しではあるが、バイクに以前に乗っていたこともあることもあるが、しかし、それよりも最近、くわしくは旅に出てから改めて強くバイクに関心を持ってからであり、バイクグッツ豊富なその店内ではワクワクしっぱなしであった。改造パーツも豊富で、自分のバイクで遊んでみたい、そんな子ども心っぽい衝動にかられ、バイクにより一層魅かれていった。

 さらに市街地へとバイクをまた走らせ今度到着したところは私がお願いした”埼玉県立博物館”。いろんなスポーツ施設が立ち並ぶ大宮公園内にあり、博物館へと足運ぶ二人の足も頑張る弓道の姿に目を止めさせられ、「やっぱり頑張っている人は綺麗だな♪」と、そんな姿に力を貰いながら博物館へと入館した。古代から現代まで詳しく歴史が他の博物館同様に詳しく述べられ、見るのも疲れてしまうほどであり、それでも歴史に興味あるだけにジックリ見学。ただ、残念なのが私の好きな明治に関する展示が少ないことで、最後までこの埼玉の歴史という特色が分からないまま終わってしまったような感じであった。他県に比べる表立った歴史が少ないせいかも知れない。ただ、東京の衛星都市として大きく発展を続けている事をバイクから眺め肌で感じることが、私にとってこの埼玉の一番楽しいところであった。

 この後も観光は続く。博物館で時間を食いすぎてしまい、やや時間に追われながらも向かった先は所沢。また混みあった道路をさらに20kmほど南へと走らせ向かってくれたこの所沢は日本最初の飛行場の出来た地であり、またもちろん日本初飛行を記録した所でもある。それを記念しここには航空発祥記念館が建てられ、それに興味を持ちこうして”あそひろ”にバイクをここまで走らせてもらった。そんな記念館、それを見てそのあまりの立派さに2人して驚いた。「何でこんなところ知っているの?!」と思わずあそひろが発したほどで、私自身もガイドブック等で情報を簡単に収集しているだけな為に、知っていながらも、こういう大きな施設だとは思いもしなかった。こうして入館した2人、中は見て触れて楽しめる航空の基礎知識、そして歴史が実際の模型と共に説明され、外観に負けることなく見所は多い。実際に使われていた自衛隊の航空機も何機か展示され、さそひろと共にまるで子供に帰ったかのようにハシャギ楽しんだ。ただ、悔しかったのがタイムリミットで閉館は17時であり、1時間ほどしか楽しめず、とくに興味持った日本の航空史についてジックリ読み進めることが出来なかったのが残念であった。しかし、十分に楽しめたところであり、その余韻を残しながら、もうすっかり日が落ち暗くなった中を、笑顔を残しバイクは帰路へと向かった。

 「よく降るね・・・」と未だやまぬ雨に不快な顔を浮ばせながらも、内心は今日の充実した観光に満足し暗い気持ちは全くといっていいほどない。「何を見てきたんだい?」と聞かれると、ただボンヤリと博物館を見学し、航空記念館で遊んだというほどしかないのだが、しかし、先ほども書いたが、こうしてバイクに揺られ、埼玉の町々の空気、雰囲気を肌で感じれたことが一番の自分のとっての収穫であり、またこうして見れば見るほど埼玉の町が好きになっていく自分が嬉しく満足していた。行き交う人を眺めながら帰路も渋滞を縫うように走り、20時頃”あそひろ”宅に到着した。そしてそこで待っていたのは、あそひろのお兄さん。この後、お兄さんに食事をご馳走になりながら、いろんな話を聞かせてくれ、夜も絶えることなく楽しい時間は続き、雨降る今日の生憎の天気ではあったが、あそひろ宅へと戻ってからも引き続き楽しい時間は流れていった。

 写真撮影を忘れてしまうほどの時間の流れ。お兄さんが帰るときに、ようやくハッと思い出したほどで、帰る前にとカメラを取り出すが、しかし、今まで動いていたカメラが動かない・・・ ただ、電池が切れただけだろうと、まさか壊れたとは思いもしなかったのだが、しかし、電池も換えても何をしてもカメラは警告音を発するのみで動かず、それでも、”壊れた”と思いたくなく、何度も何度も電源を入れ直してみたりしてみるが、変わらず警告音を発し、ここで始めて言葉を失った。ただ、こうしたカメラの故障は2度目で、もう1年以上前になるだろうか、一度旅の中で壊したことがあり、そんな経験からそれほど動揺はなかったのだが、しかし、ショックは大きく、どうにかならないかと、お兄さんが帰った後も、試行錯誤を繰り返し、終いにはカメラを分解し始めた。また、あそひろも先日壊れてしまったというデジカメを再度どうにかならないかと点検。、お互いお酒を片手に酔っ払いながら、笑いと共にどんどん分解して行き、また共に感電し驚かせられたり、そんなトラブルの中でも笑いの耐えない夜となった。就寝は2時頃であっただろうか・・・ もちろんカメラは直らない。

 あそひろ、そして、お兄さん、今日はありがとうございました!

 ★今日のお食事♪
 ・朝食 : ごはん・目玉焼き・ビーフシチューなど
 ・昼食 : たこ焼き・マック
 ・夕食 : ビックリドンキー




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