車輪人の自転車日本一周・登山の旅 車輪人の自転車日本一周・登山の旅

2002年 5月5日 (日) - 出発前準備

日本一周 出発 : 64 日前

天気 :

体調 : 良好

発信地 : 自宅

本日の自転車移動 : 静岡市(友人宅)~自宅

自転車 走行距離 : 84.9km

出発前の累計 : 863.8km

無事に帰宅(7日目)

 久しぶりにゆっくり寝れた。さすが家の中と言う立地条件&布団だ。とくに家の中というのが大きかった。いつもテントの中でキャンプ場ではないために、外の気配が気になる。物音とうにも敏感になり爆睡まではできない。

 今朝は昨夜、寝るのが遅かったせいもあり、また今日の予定が帰宅だけという安心感から、いつもよりだいぶ遅く9時に起床した。どちらかといえば普通の生活に戻っただけなのだが、だいぶ遅くまで寝ていた気分だ。雨はすっかりあがっていて快晴だった。気持ちがいい朝だ。今日のような雨の後の晴れは空気が綺麗で大好きなのだ。

 朝ごはんをご馳走になった。とても美味しくいっぱいご馳走になってしまった。自分でも驚くほど最近はたくさん食べる。やはり運動量がすごいのだろう。それに身体の調子もよい。ただ筋肉痛をのぞいては・・・

 それでも、あまりゆっくりしていては、自宅まで日没までに帰れなくなってしまうため、11時頃出発する。とりあえず会社や自宅へのお土産として、静岡名物の一つ”安倍川餅”を買おうと店に出向いた。旅行最終日のために食料をいつも入れてくカバンが空に近くなっているので、そこに購入した安倍川餅を入れる。最終日だからできることだ。さらに一つ今食べるように購入。そこは店内で食べれるようにもできている。餅が柔らかくておいしい♪とくに旅に出てから甘いものが大好きになっている。帰り際に自転車で帰ることを伝えると、ペットボトルをサービスしてくれた。嬉しかった。

 あとはひたすらこぎ自宅へ向かう。金谷の峠を越えて掛川に入ろうとしていた時、前方からたくさんの荷物をしょった自転車が同じ歩道を通ってやってくる。なんと同じ自転車&野宿の旅行者だ!!ビックリもしたし嬉しかった。何度か反対車線の歩道を走り去るような形ですれ違うことはあった。手を振ってあいさつする程度だった。なにせ大概はどちらかが登りで苦しみ片方は下りで颯爽と通り抜けるようなかたちだったから、とても止まって話すことはできない。それもほとんどは荷物が少なく野宿ではなさそうだった。宿泊りの自転車旅行者だろうか・・・ で、今回は初めて会話することができた。彼は三重から出発して滋賀とまわって東海道をのぼってきたそうだ。出発は私より2日ほど早く旅行9日目といったところだろうか。この先はお金が続く限り旅を続けるそうだ。彼も同じ旅行者と話したのは初めてだそうで、お互い旅の苦労話や観光等の話で盛り上がる。やっぱり同じような旅をしているだけに共感できる部分が多く楽しい。しかし、お互いその日の予定があるので30分ほど話し後にすることにした。せっかく会えたのにちょっと寂しい・・・ 最後に一緒に写真を撮らせてもらいHPに載せるのも快く了解してくれた。

大井川
初めて自転車での旅人と会う

 さらに時間が押し迫ってきた。時刻はもう15時を過ぎていた。残り40km位だろうか、日が暮れるまでには帰りたい。 自転車をまた走らせるが実は今日はかなり辛いのだ。ずっと強い向かい風が吹いている。どんなにがんばってこいでも、なかなか進まない。それでも少しずつ距離を縮めて、ようやく我が家のある浜北市へ入る。とうとう戻ってきた。一週間という短い期間ではあったが、思い出はいっぱいで出発したころのことは、ずっと昔の事のようだ。

天竜川
 よく知っている地元の道を走り抜ける。なぜか恥ずかしい。近所の人や知り合いに会いそうで恥ずかしいのもあるが、自宅から近くなのに荷物いっぱいで走っていることが一番恥ずかしく感じた。なぜか場違いな感じがした。他の町を走っているときは自信をもって走っているが、やっぱり地元はまた違うのだろう。不思議な感じがした。

 無事に日暮れ前の17:40分頃に帰宅した。

 後日、この旅を終え思ったことを、あとがきとしてまとめようと思う。 また、詳しいルート地図や費用なども載せるつもりなので、おたのしみに♪




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