車輪人の自転車日本一周・登山の旅 車輪人の自転車日本一周・登山の旅

2002年 7月23日 (火) - 16日目

天気 : 晴のち曇

体調 : 良好

宿泊地 : 道の駅とよとみ

本日の移動 : 北岳山荘~北岳~広河原~豊富村

走行距離 : 53.0km

累計距離 : 687km
本日の出費

食費 : 1791円

観光費 : 0円

宿泊費 : 0円

雑費 : 710円

費用詳細 : 食費:飲食費、雑費:郵送費・温泉

現在地 : 山梨県豊富村  ( 全走行図 )

長い登山を終え下山へ

 登山最後の朝だ。昨夜はかなり冷えた。ここ、北岳山荘は標高も高く、また尾根沿いにあるため強風も受けやすく寒いのだ。逆にこの山行のなかで初めて朝日が見れるチャンスだ。いままでのキャンプ地は窪地だったり、樹林に囲まれていたりで展望がなかったが、ここの展望は最高なのだ。なので今朝はがんばって寒い中、4時に起きた。あまりの寒さに、持ってきていた防寒着全て着込む。期待した朝日は残念ながらちょうど山の尾根で隠れてしまい見れなかったが、それでも朝焼けは最高のものだった。とくに富士山が雲上から浮かび上がり、あまりの綺麗さに見入ってしまった。

朝焼けの富士
テント場と北岳
北岳 山頂

 そんな最高の朝を迎えて5時過ぎまでくつろいでいた。そして朝食を食べて後片付け。出発準備が完了したのは6時過ぎだった。出発前に山荘の人たちにお礼が言いたくて会いに行った。みな、忙しそうで管理人さんや婦木さんに会えない・・・ 結局、頼んで呼び出してしまった。忙しい中ありがとうございました。みなさんに厚くお礼をいってお別れした。ほんとに少しの間だけの時間しか話ができなかったが、ずっと昔からの友のように感じる。

 そして山荘を出発したのは6時45分。大展望と高山植物を楽しみながら北岳山頂へ向かう。花の名山に選ばれるだけあってほんとうに花の多い山だ!高山の花にはずっと見てても飽きない不思議な美しさがある。 そんな花見を楽しみながら7時40分山頂へ。相変わらずの良い天気で最高の展望だった。山頂を満喫して8時20分、のんびりと下山に向かった。肩ノ小屋を越えて9時10分小太郎尾根分岐。そして10時10分、二俣へ。ここの登山道のお花畑がとくに綺麗だった。ほんと気持ちの良い下山だ。そして二俣をすごて雪渓を横目に下山していく。最後にややへたったが、11時半に無事、広河原に下山した。充実した楽しく思い出いっぱいの登山にすることができた。

北岳山頂より富士
北岳とお花畑

そして久しぶりの自転車へ戻る。自転車がちゃんとあるか心配だったが、変わらぬ姿で待っていてくれた。ただ、サイドバックなどのレインカバーを外しといろんな昆虫や虫達がたむろしていたのには驚いた。5日も放置していれば当たり前のすがたなのかもしれない。また、荷物の整理にもてまどった。5日も前だと元通りの荷物配置を思い出すのが大変だった。そして、自転車のメンテナンスをして13時過ぎ、いよいよ出発だ!

北岳と雪渓
 久しぶりの自転車、予想以上に重かった。それに思っていた以上に夜叉神峠までに登りがあった。それでも、必死で漕ぐことで感覚を取りもどし、なんとか峠を越えて芦安温泉街へ。帰りは金山沢温泉に浸かった。露天もあり綺麗なところで気持ちが良かった。さらに入山日以来とあって天国気分だった。そして登山の疲れも残っているためのんびり下っていき、ふもとのコンビニで久しぶりに肉類の入った食事を買い大満足だった。

 ただそのあとは、とてもだるく体が思うように動かない。そして眠い・・・ 登山中なら、とっくに行動を終了して休んでいる時間だ。さらに寝所も決まらぬまま、ふらふらと南下。私はどこに向かっているのだろうか・・・ 今日はどこで寝ればいいのだろうか・・・ ちょっと途方に暮れかけて地図を眺めていると、案外近くに道の駅発見!ちょっと元気がでて直行した。日暮れ間際になんとか到着。静かな道の駅で居心地がよさそうなところだ。それも電源も取れそうだ。さっそく久しぶりのHP更新。いままで打ち込めなかった日記を打ち込む。なかなか大変な作業だ。いつのまにか日も変わろうとしている。お腹も空いたのですぐ隣のラーメン屋で夜食を頂く。安くて美味しい良いところだった。そしてまた道の駅に戻って必死に日記を書いている。さていつ眠れるのだろうか・・・ まだ写真がのこっている・・・




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