今日は自転車店に行った。実はこの前の浜名湖一周のサイクリング時に、いくつかの改良点や不満があったからだ。不満と言っても自転車に欠陥があるわけでもなく、ただ僕の贅沢とわがままなだけだという点もあるが、とりあえず相談をしに行った。
まずはスタンドの事である。僕みたいなママチャリのような自転車しか知らない者にとって、最初自転車を見て、スタンドがないのは不思議で、また驚いた。購入した時も、スタンドが欲しいと話したが、ないのが普通で慣れだよと説得され、とりあえず乗って見ることにした。
しかし、乗ってみて不便でしかたがなかった。私の場合はサイクリングではなくて旅行である。だから、いろんな所へ寄ることが多い。また買い物等もする。前回の浜名湖一周の時もいろいろ寄ったりしたが、スタンドがないために、自転車を立てかけて置くところを探すに一苦労であった。またあったとしても、店先から離れていたり、自転車が不安定だったりと不便であった。
僕は自転車に対し、気軽にいろいろな所に寄って足を止めることができることを、魅力の一つとして感じていた。しかし、ちょっと立ち寄るにも、自転車の置き場を探さなくてはいけないのには不便を感じる。実際に立てかけておけない所も多々あった。寝かして置いてもよいのだが、人通りがあるところなどは邪魔になるし、一見放置してあるようにも見えてしまいそうだ。たしかに、なくても慣れてしまえば気にならなくなるかもしれないが、その前に自転車に対するいままでの魅力がなくなってしまい、好きではなくなってしまいそうだ。だから、邪道だとは分かっていながらも、スタンドの取付をお願いしにいった。さすがに前回と同じように反対されたが、私の強い希望で、やや特殊な自転車なので、後日現車と合わせながらスタンドを取り付けてくれることになった。
次にフロントギア部のカバーのことだ。これも邪道な話で、自分でもマウンテンバイクにギアカバーを付けるということにカッコ悪さを感じるが、実用性を考えるとどうしても欲しくなる。僕は普段、ジーパン等はほとんどはかない、裾が少しだぼだぼしたズボンを履くことがおおい。こんどの旅行もそんなズボンでいこうと思っている。ただ、ギア部に引っかかったしまったり、裾が汚れてしまったり悲惨である。だからその事について相談してみると、やはり、ギアカバーは邪道でメンテナンスやギア変速の故障にもつながり易いとの理由で反対され、バンドでズボンを締めるか、裾の締まったズボンをはいたり短パンをはくしかないとの事だった。私のこれには押されてしまい、たしかに邪道だと納得してしまった。とりあえずバンド等でがんばってみることにした。
あとはサイクロコンピューターという、自転車の走行距離や速度を測る物を購入しようと探したが手頃な在庫がなく、入荷待ちということでおわずけになった。 また、前回の走行でお尻がいたくて辛かった事を伝えると、サドルの角度調整について教えてもらったりした。
結局、後日と言うことで、なにも購入せずに自転車店を後にした。今週末にさっそくいこうと思う。